iPhoneで使われているパーツ技術が新モデルを開発する上で障害となっているという話題。
現在、iPhone6/6 Plusの液晶ディスプレイにはインセル(In-Cell)技術というタッチパネルが採用されています。
DigiTimesによれば、この方式が液晶の解像度を高めたり、あるいはAppleが新型iPhoneで搭載しようとしている感圧タッチパネルの実現のために、生産上のボトルネックとなっています。
そのため、Appleは以前採用していたG/G(Glass-on-Glass)あるいはオンセル(On-Cell)タッチパネルに戻ることを検討しているようです。
記事によれば、G/GタッチパネルはAppleにベゼルフリーのデバイスを開発することを容易にさせます。
一方、インセルタッチパネルでは画面の端の感圧タッチのために苦労しているようです。
また、インセルパネルは4Kのような超高解像度を作ることは難しいようです。
噂ではAppleは新型iPhoneでAndroidのハイエンドデバイスと同等の解像度まで高めるともいわれています。
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Appleはなぜインセル方式を採用したのかといえば、パネルの厚みを減らすことができたからです。
iPhoneは世代を重ねるごとに薄くなっていますが、それもインセルタッチパネルのようなユーザーからは見えないパーツの採用や技術革新によって支えられています。
G/Gタッチパネルもまた新しい技術で薄型化されることが期待されています。
サプライヤーのTPKは、その厚みを8.5mmにまで薄くし、更に7.1mmまでいけると予想されています。
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Source:DigiTimess via Patently Apple