こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

Googleフォトは無料・容量無制限の圧縮保存とオリジナルサイズ保存を選べる

Googleが新たにサービスを開始した「Google フォト/Google Photos」。

パソコンではWebブラウザから、iOS、Androidではアプリから、写真や動画を保存・整理・管理・検索・編集・共有するができます。
特に、1600万画素(16メガピクセル)以下の写真は、容量無制限で保存できます。

「Google+ フォト」との違いは、Googleいわく、
「Googleフォト」は、Google+ から切り離され、Google+ アカウント不要で使用でき、今後は「Google+ フォト」アプリではなく「Google+ フォト」を使用するとのこと。
すでにGoogle+ にアップロードした写真や動画は、「Google フォト」ライブラリに配置され、ユーザーは移行を意識せずに利用できます。

以下、「Google+ フォト」にある2つの画質オプションについて調べてまとめました。

https://lh3.googleusercontent.com/6Ws9zJ1JE_geh1qquRXfuei2xBn6_gCDwXFYuNgM4Zaz=w600-h450-no

Googleフォトの無料・無制限について

次の2つから保存容量を選択できます。

高品質

  • 無料、容量無制限
  • 一般のカメラ: 写真のサイズが 16 メガピクセル(MP)以下のスマートフォンのカメラやオートフォーカス カメラに向いています。
  • 利用法: 写真の印刷や共有に向いています。
  • サイズ: 写真や動画を高品質のままサイズを縮小して保存できます。

元のサイズ

  • アカウントの空き容量を消費: Google アカウントの無料の保存容量 15 GB を使用します。保存容量をチェック
  • デジタル一眼レフカメラ: デジタル一眼レフカメラ(DSLR)で撮影した写真を元の品質のまま保存する場合に向いています。
  • 利用法: 大判写真の印刷や、元のファイルを変更せずに保存する場合に向いています。
  • サイズ: 写真や動画を撮影時のサイズで保存します。

保存容量を選択する - Photos ヘルプ

つまり、無料かつ無制限なのは圧縮される「高品質」オプションの方です。
オリジナルのサイズの写真を保管したい場合は、無料では合計15GBまでになります。

加えて、次の制限もあります。

  • 写真は 75 MB(または 100 メガピクセル)を超えることはできません。
  • 動画は 10 GB を超えることはできません。

写真がバックアップされていない場合 - Photos ヘルプ

スポンサーリンク


高品質とはどの程度の画質か

「高品質」オプションについて、Googleは次のように説明しています。

写真

  • カメラで撮影した写真のサイズが 16 メガピクセル(MP)を下回っている場合、どちらの保存オプションを選択しても見た目にはほとんど違いが生じません。
  • カメラで撮影した写真のサイズが 16 メガピクセル(MP)を上回る場合、サイズは 16 MP まで縮小されます。

動画

  • 動画が 1,080 ピクセルを下回っている場合、保存された動画と元の動画の見た目の違いはほとんど生じません。
  • 動画が 1,080 ピクセルを上回る場合は、1,080 ピクセル(高画質)まで縮小されます。

iPhoneやiPadなら無制限で利用できるか

iPhone 6sやiPhone 5s/5のカメラは800万画素です。
Androidではハイエンドモデルで1600万画素あるいはそれ以上のカメラを搭載しているモデルもありそうですが、ほとんどのスマホやタブレットであれば、1600万画素の写真を無制限で保存できる「高品質」を選んで良いかなと思います(ただし上記の通り16MP以下なら見た目にほとんど違いはない、としているので、結局は圧縮しているのだと思います)。

気になった点

並べ替え

とりあえず、次の説明。

写真や動画をアルバム内で並べ替えることはできません。
フォトアルバムの作成、表示、編集 - Photos ヘルプ

並べ替えができないのは不便だと個人的には思いました。
なぜそんな簡単だと思えるような機能が実装されていないのでしょうか。

写真の埋め込み

ブロガーからみた問題は、アップロードした写真をブログに埋め込み・貼り付けし表示できるかです。
GoogleのPicasaでは画像の埋め込みが可能でしたが、ざっと見たところGoogleフォトにはそのオプションが用意されてないようです。

ただし、一応やり方が見つかったので次回改めて紹介したいと思います。