今月初め、SlashGearは次期Surface Proのリリースについて興味深い情報を提供しました。
そこで、SlashGearは「Surface Pro 4」が5月中旬にMicrosoftがスペシャルイベントで明らかになると匿名の情報筋から聞いたと伝えました。そして、この予測が実現されると思う確固たる理由があるとしました。
その報道に対して、Inquisitrは5月中旬の発表に否定的な見解を示しています。
2013年5月、日本では大々的にSurface Proがデビューしました(上の写真は渋谷の巨大広告)。
あれからちょうど2年、Surface Proシリーズも4世代目を迎えるかもしれません。
実際、少なくとも米国で現行のSurface Pro 3の販売が好調であるように見えること(InquisitrはLAのMicrosoft Storeでそれを目の当たりにします)、今月から米国で販売の開始した「Surface 3」の性能とターゲットとなる購買層、そこから外れる層と上位モデルSurface Pro3の関係について、各メディアによるSurface3のレビューを紹介しながら、新モデル発売の噂を検証しています。
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Surface Pro4については、12インチMacBookやSurface Pro3と所々似通った特徴があるというBGRの主張を紹介し、Surface Pro4が新しいMacBookのようにファンを取り払ったこと、にも関わらず性能の落ちるCore Mプロセッサではないこと、結局はSurface Pro3と類似した排熱機能を持ち最新のBroadwell第5世代Coreを内蔵すること、ディスプレイと解像度は現行同様12インチ2160×1440ピクセルであること、あるいは一部のメディアは4Kディスプレイを搭載していると主張している等々、新モデルの噂を整理しています。
結局のところ、InquisitrはSurface Pro4発売の確固たる予兆が見られないことから冒頭のSlashGearのリークを信じていないようにもみえます。
噂は常に話半分に聞いておくべきなのでしょう。
日本では、MicrosoftはSurface Pro3の販売価格を改定し、思い切った値上げを6月1日から実施します。
ほぼ同時に、Surface3の日本国内での展開について5月19日に発表することも明らかにしています。
Surface3の価格を現在の為替レートに合わせると、現在よりは円高の時に設定されたSurface Pro3の現在の販売価格とそう変わらなくなってしまうのでしょう。
そこでSurface Pro3の価格を上げ、Surface3の価格に見合うようにしたのだと想像できます。
Inquisitrの主張するように、Surface Pro4の発表が少なくとも差し迫っていないのであれば、値上がり前にSurface Pro3を購入する方が得策かもしれません。
以前からいわれているように、Surface Proの新モデルはWindows 10のリリース時期にかかっているかもしれません。
ただし、Microsoftはそれを明らかにしないまま、Windows10へアップグレードできるとしてSurface3を発売しました。
Windows 10のリリースは、ASUSやAMDから7月になるといわれています。
Windows 10は動作も軽く、完成度の高いものが期待されています。
Surface3、Windows10、Skylakeなどいくつもの要素が絡み合っており、Surface Pro4の投入時期を見定めるのはなかなか難しそうです。
Source:Inquisitr