ソケット型のデスクトップ版Broadwell CPUの型番とスペックをVR-Zoneが伝えています。
LGA 1150に対応する新しい第5世代Coreプロセッサとして次の2つのモデルが明らかになりました。
- Core i7-5775C
- Core i5-5675C
どちらもTDP 65Wであり、Core i7は4コア/8スレッド、Core i5は4コア/4スレッドです。
内蔵グラフィックスはIntel Iris Pro 6200が採用されています。
IntelはBroadwellデスクトップCPUがオーバークロックをサポートすることを公言していました。
OC可能のCPUといえば型番末尾に「K」の付くのが一般的ですが、ここでは見慣れぬ「C」が末尾に付けられています。
- Core i7-5775C:3.3GHz~3.7GHz 4/8 6MBキャッシュ Iris Pro 6200 DDR3L 1600 TDP 65W
- Core i5-5675C:3.1GHz~3.6GHz 4/4 4MBキャッシュ Iris Pro 6200 DDR3L 1600 TDP 65W
同時にBGA版TDP 65Wの3つのCPUも判明しています。
- Core i7-5775R:3.3GHz~3.8GHz 4/8 6MBキャッシュ Iris Pro 6200 DDR3L 1600 TDP 65W
- Core i5-5675R:3.1GHz~3.6GHz 4/4 4MBキャッシュ Iris Pro 6200 DDR3L 1600 TDP 65W
- Core i5-5575R:2.8GHz~3.3GHz 4/4 4MBキャッシュ Iris Pro 6200 DDR3L 1600 TDP 65W
こちらもデスクトップ向けであり、TDP 65W、Iris Pro 6200を内蔵しています。
スポンサーリンク
Core i7-4770RやCore i5-4670R(Crystal Well)の後継となりそうです。
RシリーズはAIO(All in One/液晶一体型)PCやNUC向けの製品です。
たとえばNUCサイズの超小型デスクトップPC GIGABYTE BRIX Proなどで採用されています。
VR-Zoneによれば、これらデスクトップ版Broadwellは、2015年第2四半期にリリースされます。
一方、VR-ZoneはSkylakeが第3四半期までに登場するとしています。
Intelは今月初めにデスクトップ向けBroadwellのデモンストレーションを公開しました。
ここで紹介されたのはTDP 65WのアンロックCPUでした。
www.kobonemi.com
デスクトップ向けBroadwellは、既存のZ97およびH97マザーボードでサポートされます。
www.kobonemi.com
Source:VR-Zone 中文版 via The Tech Report