iOS8リリース直前、Apple承認済iOS8対応アプリの一部機能に不具合発覚 Appleが現在修正中

Appleは9月17日（日本では18日）に「iOS 8」をリリースします。
AppleはiOS8に最適化されたアプリの承認を行っていますが、それらのアプリの中で機能の一部がまだ正常に動作していないことが判明しました。

Mac Rumorsや9to5Macが伝えています。
それら記事によれば、Appleがすでに承認し、App Storeを経由して配信されているiOS8に最適化されたアプリにおいて、そのアプリの一部のエクステンション（機能拡張）が開発者の想定した通りに動作していないようです。こうしたアプリでiOS8だけでなくiOS7など旧バージョンをサポートしている場合は（すでにAppleが承認しているので）App Storeに表示され誰でも利用可能となっているようです。
たとえば、あるアプリでは通知センターにタスクを表示させる機能がうまく動作していません。iOS8の正式版はまだ配信開始されておらず、こうした問題は現在のところiOS8 GM（正式公開前の最終バージョン）を利用している開発者が発見し影響を受けているだけです。
ある開発者はAppleがこの問題に気づき現在修正を行っていることを知らされました。
幸い、開発者によるアプリの手直しを必要とせずに、Appleだけで解決できる問題であることをMac Rumorsと9to5Macは伝えており、明日の正式版リリースまでには解決されるとみています。
iOS8は、iPhone 4s/5/5s/5c、iPad2/3/4/iPad Air/iPad mini/Retina iPad mini、iPod touch第5世代で利用できます。
なお、iTunesでiOS8デバイスを利用する場合、最新バージョンにアップデートする必要があります。