iPhone6、動作中の実機を撮影した写真とビデオ〜モバイル決済を示す新しいPassbookアイコン、GMかもしれないiOS8ビルドなど確認

「iPhone 6」とされるデバイスが実際に動いているところを撮影した写真と動画が登場しています。
写真ではiPhone 6（4.7インチと推測）とiPhone 5sとが並べられ、大きさの違いやホーム画面の違いを見ることができます。

WeiboのZzrayというアカウントで写真と短いビデオは公開されており、それを9to5MacやMac Rumorsが検証しています。
デバイスは本物ではなく、Androidによるクローンである可能性はあります。過去そうした偽物は数多くありました。
外観上の特徴は、これまでにリークされたiPhone6のパーツや図面と一致しているようです。背面カメラのデザイン、丸型のデュアルLEDフラッシュ、ホームボタンやボリュームボタンなどAndroidクローンでは省略されてたり、明らかに異なっている部分もこのデバイスではちゃんと搭載されており、本物らしく見えます。

今回のデバイスは、ホーム画面に新しいアイコンのPassbookを見ることができます（隣の5sのPassbookと見比べると分かりやすい）。このアイコンは一番上に赤いバーがあることが特徴であり、クレジットカードを示しているようです。iPhoneによるモバイル決済システムがiPhone6と同時発表されると最近話題となっており、このアイコンはそれと関係があると考えられています。
ホーム画面は4×6列のアイコンが並びます。現行では4×5列です。アイコン自体の大きさは変わらないように見え、そこからこのデバイス（4.7インチと思われる）のディスプレイ解像度は1334×750ピクセルではないかと推測されています。

設定画面では、このデバイスがiOS8であること、64GBモデルであることを確認できます。「build 12A365」となっており、開発者向けのベータ版ではないビルドとのこと。ただし、これが最終的なGM（Gold Master）なのかは不明です。

ビデオでは、Touch IDを使いロック解除をしている様子が撮影されています。パスコード画面からホーム画面に移行する際の動きが滑らかであること、中国製クローンがここまでスムーズにこうしたiOSの特徴を複製できないことなどを9to5Macは指摘しています。

iPhone6は、その膨大な積荷が組み立て工場のある中国から出荷されているようです。