昨年、Appleは、生まれ変わった新しいiPadに「iPad Air」の名称を与えました。
今年、Appleは、全てが設計し直された新型iPhoneに、「iPhone 6」ではなく、それに相応しい名前を用意するかもしれません。
中国聯合通信（China Unicom）が示す新しいiPhoneの名称は、4.7インチが「iPhone Air」、5.5インチが「iPhone Pro」です（関連記事）。もちろん、これが本当になるのかはわかりません。
Appleは、MacBookシリーズにAirとProの名称を用いています。すなわち、MacBook AirとMacBook Proです。
MacBook Airは極めて薄く軽量であり、iPad史上最薄最軽量である現在のiPad Airのイメージもそれに沿っています。
MacBook ProはMacBook Airよりも高性能であり、より強力なプロセッサとグラフィックス、より高い解像度のRetinaディスプレイを搭載します。
5.5インチiPhoneには、フルHDを超える新しいRetinaディスプレイが搭載されるという予測もあります（関連記事）。高性能カメラやサファイアガラスディスプレイ、大容量バッテリーなども5.5インチだけの特長になるともいわれています。そういう意味では5.5インチモデルが「iPhone Pro」と呼ばれるのはそれほど違和感がないかもしれません。
4.7インチiPhoneはこれまでに発売されたiPhone史上最も薄くなるといわれています。これもMacBook Airの持つイメージに適合します。
Appleは、iPadシリーズ、iPodシリーズ、MacBookシリーズを含むMacラインのすべてで名称に世代を示す番号をすでに用いていません。かつてiPadでは「iPad 2」までそうでしたが、現在ではiPhoneだけが唯一番号を持っています。もしかすると、今年、Appleはそれをやめることになるかもしれません。
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