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iPhone6、サファイア採用せず=J.P. Morgan、今月大量生産=The Guardian

「iPhone 6」にはサファイアガラスが初めて採用される、という予想が多勢となっていますが、今年の新型iPhoneには用いられないとJ.P. Morganはその最新レポートで主張しています。

写真はiPhone6のイメージ
AppleInsiderは、若干のサファイア搭載デバイスが生産されるという兆候は見られるも、Appleは今年サファイア搭載デバイスを発売しないと予測するというJ.P. Morganのレポートを8月18日付け(現地時間)で紹介しています。サファイアガラスが現在iPhoneで採用されているCorning Gorilla Glassよりも10倍もコストがかかることがその根拠となるかもしれません。サファイアガラスを製造するGT Advanced Technologiesはコストを下げるためにHyperionと呼ばれる新しい製造プロセスを用いますが、まだ大量生産向けた準備はできていないようです。

一方、やはり新型iPhoneにはサファイアが用いられるという報道もあります。The Guardianは8月17日付けの記事でサファイアガラススクリーンは今月大量生産に入ると伝えています。GT Advanced Technologiesのchief executive、Thomas Gutierrez氏は量産へ移行を開始していると今月明らかにしました。GT Advanced Technologiesは新しい工場で2015年初めに完全な運用可能状態になるといいます。
The Wall Street Journalは、数日前にサファイアについて新たな情報を提供しました。Appleは十分な供給が可能であれば2つのサイズのiPhone6にサファイアガラスを搭載させることになると伝えられています。

要するに、iPhone6にサファイアガラスが搭載されるかどうかの鍵はその生産状況次第ということになりそうです。サファイアの生産準備が新型iPhoneに間に間に合わないとすればJ.P. Morganの予測が正しいことになり、その見通しが立ちAppleが決断すればThe GuardianやThe Wall Street Journalの伝える通りに、あるいはそれに近い形になると思います。
Appleは9月9日に新製品発表イベントを開催すると報じられています。

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