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Intel、Core M(Broadwell-Y)の概要〜搭載製品は年末発売、12インチRetina MacBookへも期待

Intelは、14nm技術を採用した最初の製品「Core M」プロセッサ(コードネーム: Broadwell-Y)の概要を発表しました。
現行Haswell-Y以上の性能とTDPを半分以下にすることに成功し、性能を犠牲にしない2-in-1 PCなどファンレスタブレットの設計を可能にします。
新CPUを搭載した製品は今年年末のホリデーシーズンに発売される予定です。

Intel Core M(Broadwell)14nmパッケージ:ニュースリリース
Broadwellは、IntelのTick-TockモデルのTick(微細化)に該当します。Tockは新マイクアーキテクチャの採用に当たり、現行Haswell第4世代Coreで新マイクアーキテクチャに移行し、今回Broadwellで微細化プロセス(22nmから14nm)が採用されました。
今回詳細が発表されたBroadwell-Yは2-in-1 PC向けですが、「OEMメーカー筋の情報によれば、BroadwellにはほかにもBroadwell-U(Ultrabook用)、Broadwell-H(A4サイズノートPC用)、Broadwell-K(自作PC用の倍率アンロック版)が用意されて」いる(PC Watch)とのこと。
Broadwell-Yでは、現行Haswell-Yと比べ、製造プロセスの微細化のほかにも、CPU、GPUの改良が行われています。TDPはHaswell-Y(11.5W)の半分以下、SDPは同(4.5〜6W)から3〜5W程度へ下がると考えられています。パッケージは現行の半分に小型化(特にGPU性能を強化したBroadwellでは63%に)され、低消費電力化によりファンを搭載せずとも薄型タブレットやノートPCに高性能なCPUを搭載することが可能となります。
同様に、「2014年の末には、Broadwell-Yとほぼ同じタイミングで14nmの『Atom』プロセッサとなる『Cherry Trail』が登場することになる」(PC Watch)と予想されています。昨年末には現行Atomを搭載した安価なWindowsタブレットが多数発売され話題を呼びました。今年もそのタイミングで各社から新製品が登場してくると思われます。
Broadwellが順調に進んでいることが今回のIntelの発表で確かめられたわけですが、これを受けて、Appleが新型MacBookシリーズを投入してくるという期待が更に高まっています(9to5Mac Mac Rumors)。
具体的な新製品としては、以前より噂のあった12インチのRetina MacBookです。それが新型MacBook Airとなるのかはまだわかりません。現行MacBook AirはHaswell-U(Core i5-4260U)を搭載しています。後継のBroadwell-Uは、今回のBroadwell-Yの後になるされ(Intelは2015年前半と説明)、プロセッサの投入順にAppleを含めメーカー各社は新モデルを発売してくるはずです。
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