Intelの次期Broadwellチップは、当初の予定よりも遅れる可能性が出てきました。
iMac、MacBook Air、MacBook ProなどMacシリーズの新モデルはこの影響を受けそうです。
VR-Zone(via Mac Rumors)はBroadwellプロセッサの最新のリリーススケジュールを伝えています。
それによれば、省電力なCore M 5Y10および5Y10aプロセッサは今年第29週(7月中旬)に生産されます。その4週間後、つまり8月中旬に5Y70の生産が開始されます。ただし、記事ではこれらCPUの出荷日は伝えられていません。
「Core M」にはついては下記記事をご覧ください。
一方、Broadwell UおよびHチップは今年の終わり頃まで生産は開始されないようです。
たとえば、Broadwell U 2+3 デュアルコア(GT3/HD 5000あるいはIris)は2015年2月まで出荷する準備は整っていません。このCPUは次期MacBook Airや13インチRetina MacBook Proに採用されると考えられます。
Broadwell H 4+3e クアッドコア(Iris Pro)は最短でも2015年7月まで出荷されそうにありません。こちらは15インチRetina MacBook ProやiMacに搭載されるレベルのCPUです。
Intelの次期CPUの遅れは、Appleを始め各メーカーに影響を及ぼします。Appleは今年MacBook AirとiMacの新モデルを発売しました。いずれもそれ以前のモデルのわずかなリフレッシュあるいはバリエーションです。
- 新型MacBook Air発売開始〜Haswell Refresh搭載&値下げ
- iMacに低価格な新モデル(Mid 2014)追加、従来モデルも値下げされ販売開始〜Core i5 1.4GHz搭載108,800円より
AppleはBroadwellの前にCore Mを採用した新モデルをリリースするかもしれません。