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SIMロック解除義務化に向けて読んでおきたい記事

SIMロック解除の義務化に向けた動きが話題になっています。

SIMロック解除義務化について書かれた記事で読みごたえのあるものが見つかったのでご紹介します。

実際にSIMロック解除が義務化されたとして、どのような効果が期待されるのでしょうか。その長所と短所を簡潔にまとめているのが次の記事。

気になるのは、短所として、「端末購入価格の引き上げ」「契約条件の複雑化」「契約期間の長期化」などが挙げられていることです。具体的には、SIMフリーの端末は、携帯電話会社の契約無しで購入すれば助成金や分割購入などはできず、必然的にキャリア端末よりも高くなる可能性があります。一方、通話やデータ通信など月額料金はMVNOなどとの競合もあり値下がりする可能性があります。しかし、値下げ分を補うため大手キャリアは契約期間を延長し、縛りを強化することもあるかもしれません。ただし、SIMロック解除だけでなく、2年縛りの違約金の見直しも検討されるため、この辺りはまだまだ予想できそうにありません。
SIMロック解除の義務化自体について、疑問を投げかける記事もあります。

すべての端末をSIMフリーにするのではなく、技適など条件を満たしたグローバル端末を国内でも気軽に購入できるような環境を整備することが先決であると論じられています。ユーザーは今まで通りキャリアサポートのあるSIMロック端末を購入するか、どんなキャリアでも電波やテザリングなどすべてを利用できるグローバル端末を購入するかを選択できるようにすることが理想的というわけです。
SIMロック解除とMVNOについて書かれたのが次の記事。【7/14追加】

現在、iPhoneやiPadは日本のApple StoreでSIMフリー版を購入できます。この存在が、今後来るであろうSIMロック解除後の世界を垣間見せてくれているようです。
たとえば機能面について。iPhoneもiPadも日本の大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)が扱っており、SIMフリー版はいずれのキャリアでもすべての機能を利用できるはずです。
しかし、ドコモやauのMVNOの扱うSIMでは、テザリングができない状態です。つまり、SIMフリー端末とはいえども、すべてが自由ではありません。なお、iPadの場合、ドコモMVNOでも現状は可能ですが、キャリアアップデートとiOSバージョンアップによりいずれはそうなくなりそうです。
ドコモのキャリア設定アップデートとiPadについては、次の記事をご覧ください。

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