こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

BenQ GW2255HM(21.5型VAフルHD)を購入しました。消費電力などレビュー

BenQ 21.5型フルHD液晶ディスプレイ「GW2255HM」をAmazonにて購入しました。

以下、消費電力を中心にレビューします。
サンワサプライ ワットモニター「TAP-TST8」を使用し、消費電力を計測してみました。
最初に画像モードを標準で、輝度を変化させて計測を行いました。

画像モード 標準:その他の調整はデフォルト

  • 輝度100:23.9W
  • 輝度90:22.6W
  • 輝度80:21.2W
  • 輝度70:20W
  • 輝度50:17.4W
  • 輝度30:15W
  • 輝度0:11W

続いて、画像モードを変更して計測しました。画像モードはエコ、sRGB、写真、ゲーム、動画から選ぶことができます。
括弧内はモード選択により自動的に変更されるコントラストとシャープネスの値です。

  • 画像モード エコ:12.7W(輝度56、コントラスト50、シャープネス4)
  • 画像モード sRGB:17.3W(輝度90、コントラスト50、シャープネス1)
  • 画像モード 写真:23.9W(輝度100、コントラスト50、シャープネス3)
  • 画像モード ゲーム:23.9W(輝度100、コントラスト50、シャープネス4)
  • 画像モード 動画:23.9W(輝度100、コントラスト50、シャープネス2)

ちなみに、標準モードのデフォルトは輝度100、コントラスト50、シャープネス1です。
比較対象として、CCFL(冷陰極管)を採用した26型シャープ「LC-26P1」の消費電力です。

  • 明るさ 最高:124W
  • 明るさ 標準:80.1W
  • 明るさ 最低:56.4〜57.1W

「LC-26P1」には明るさセンサーがあり、それをオンにすると、上記最高〜標準の値の間で消費電力が変化します。
今回、7年間も使用してきたシャープ「LC-26P1」から、BenQ「GW2255HM」に買い換えました。
目的は消費電力の削減であり、その点で「GW2255HM」を買ってとても満足できる結果が出ました。
これまで「LC-26P1」では明るさセンサーを常時オンにしておき約110Wの消費電力でした。
新たに購入した「GW2255HM」では、調整し試した結果、標準モード(明るさ0)でも使えそうです。
したがって、これまで110Wであったものが、一気に11Wにまで消費電力を下げることができました。
単純に10分の1の消費電力、100Wも抑えることができるわけです。
これを電気料金に換算すると、1日10時間の利用で約33.4円/日、1ヶ月間(31日)で1036.6円です。なお、電気料金単価は東京電力の第3段階料金を基に、燃料費調整費などを加味した実質的な値です。
今回、「GW2255HM」を約1万3千円で購入しましたが、消費電力削減のおかげで約1年で購入代金の元を取れるかと思います。

写真手前が「GW2255HM」、左奥が「LC-26P1」。「GW2255HM」のパッケージには22型とありますが、仕様では21.5型です。なお、アマゾンからはこのダンボールに送付状が貼り付けられて配送されました。
付属品は、クイックスタートガイド、ドライバーCD、電源ケーブル、DVIケーブル、D-subケーブル、オーディオケーブルです。HDMIケーブルは付属しません。

電源はACアダプターではなく本体内蔵です。ACアダプター不要なので、設置する際も電源コードの取り回しが楽です。
インターフェースは、左からLINE IN(オーディオ入力)、ヘッドフォン出力、HDMI、DVI-D、ミニD-Sub15ピン。端子はそれぞれ下向きであり、ケーブルを差し込んでも邪魔にならないのが良いです。本体に対し水平に挿す構造の場合、ケーブルがその分飛び出してしまい、壁側にぎりぎり設置したいときなどに邪魔になる可能性があります。

なお、本体サイズは525×400×174mm、本体重量は約3.8kg。スタンドはチルト(-5°/15°)100×100mmのVESAマウントに対応です。
画面調整は、右側面の手前にあるキーを操作します。慣れるまで操作に少々煩わしさがあるかと感じました。

画質については、まず、明るさはデフォルトでは眩しく感じました。
消費電力を抑える運用のため、当初エコモードを使おうかと思いましたが、どうも色合いが馴染めず、標準モードで輝度を落とす方法で落ち着きそうです。

視野角については、上下左右178度でIPSと同等です。実際、IPSの「LC-26P1」と比べても遜色ありません。色味については、まだ調整が必要かと思いますが、若干暖色が強いと思います。より具体的には黄色が強いようにも感じました。
なお、「GW2255HM」は「2014年版機種よりフリッカーフリーを搭載」とのこと。今回購入した製品は2014年3月製造でした。アマゾンで購入し自宅に配送されたのは4月下旬です。
液晶ディスプレイ