Microsoftは、「Office for iPad」（Word for iPad／Excel for iPad／PowerPoint for iPad）を公式に発表しました。米iTunes App Storeにて本日より利用できます。
iPadでiOSにネイティブ化されたWord、Excel、PowerPointの各アプリを使うことができます。
発表を行うMicrosoftのSatya Nadella CEO：ニュースリリース
昨年リリースされたiPhone向け「Microsoft Office Mobile」と同様に編集にはOffice 365サブスクリプションが必要（※下記追記参照）ですが、「Office for iPad」では閲覧およびパワーポイントのプレゼンテーション表示は無料で利用できます。また、「Word for iPad」「Excel for iPad」「PowerPoint for iPad」とそれぞれ別アプリでリリースされ、iPhone版よりも多くの編集機能を使うことができます。
Microsoftは最近個人向けに低価格な利用料金の「Office 365 Personal」を発表していました。「Office for iPad」は月額7ドル以下で編集を含むフル機能を使うことができます。
Microsoft「Office 365 Personal」発表：月額6.99ドルでOfficeが使える個人向け
（iPadでワードを編集しているデモ）
デモを披露したJulia White氏は、「Office for iPad」は単にWindowsソフトを移植したわけではなく、Word、Excel、PowerPointの各アプリはiPadに最適化され、デバイス上のドキュメントおよびOneDrive（旧SkyDrive）に保存したファイルとをサポートしていると説明しました。
（デモを行うMicrosoft Officeのゼネラルマネージャー Julia White氏）
現在のところ、日本のiTunes App Storeでは提供されていません。以下は米App Storeのリンク。
Microsoft Word for iPad on the App Store on iTunes
Microsoft Excel for iPad on the App Store on iTunes
Microsoft PowerPoint for iPad on the App Store on iTunes
参考：The Verge
追記：iPhone版Officeは個人利用であれば無料で閲覧や編集機能も利用できるようアップデートされました。
iPhone向け「Microsoft Office Mobile」が個人利用に限り編集も無料に！ - こぼねみ
追記：日本での提供について、日本の公式Office Blogsでは、現在のところ「このタイミングでの提供は行いません」とのこと。今後、検討の上、提供開始の際には改めて発表するとしています。
Microsoft Online Store
Amazon Microsoft Office特設ページ
