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ドコモのスマホとNTT固定回線のセット割引解禁を総務省が検討

総務省はNTTへの「セット割引」解禁の検討を始めると日本経済新聞が報じています。
「セット割引」とは、携帯電話と固定回線の両方を契約することで料金を割り引くことを指します。KDDIとソフトバンクはすでに行っていますが、NTTは電気通信事業法による独占規制により現状では行うことはできません。電気通信事業法は現状に合わせて数ごとに見直されており、次の見直しのタイミングでセット割引解禁が検討されます。
規制が解除されれば、NTTはフレッツ光などインターネット通信サービスとドコモのスマートフォンのセット割を導入するとみられています。
ただし、総務省は検討し始めるという段階であり、すぐにでも実現するわけではなさそうです。総務省は今月中に検討会を設置し、今年11月をめどに見直し案をまとめ、2015年の通常国会に電気通信事業法の改正案を提出するという段取りです。
セット割引解禁の背景には、ドコモの市場支配力が弱まったことが挙げられています。
KDDIとソフトバンクは、ドコモのセット割引解禁に反対しています。一方、両社はNTTの光ファイバー網を他社に開放することを求めており、その両方が実現するかもしれません。そうなれば、ドコモの光回線も現在よりも安くなるかもしれません。
NTTがドコモとのセット割引を実現できるようになれば、自宅でフレッツ光を使っているドコモユーザーには朗報です。KDDIはauのスマートフォンとau光のセットでスマートフォンの月額料金を1契約当たり1480円割り引いています。こうした割引がNTTでも可能になるわけで、今後が楽しみな展開です。