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「はじめの一歩」森川ジョージ先生サイン会に参加、生原稿や未修正原画、未掲載の製作途中原稿も展示

週刊少年マガジン55周年特別企画「はじめの一歩」109巻発売記念となる森川ジョージ先生サイン会に参加してきました。

場所は東京都高田馬場にある芳林堂高田馬場店です。
サイン会は、12月20日(土)13時からと15時30分からの2回あり、今回は2回目に参加しました。

開始前に芳林堂にて「はじめの一歩」109巻を購入し入場整理券をもらいました。
なお、この整理券の予約は12月13日に実施され、当日中に定員数に達していました。

あとはサイン会を待つばかり。
でしたが、1回目がかなり盛り上がったとのことで、2回目の開始時間が40分ほど遅れました。
先生がサインと希望のキャラクターを描いてくれること、写真撮影が一部を除き自由に行えることなどの説明を受けました。

参加者は各回50名ずつで合計100名。100名のキャラクターを単行本に描くということで、予想以上に時間がかかったようでした。

8階の特設会場では、整然と椅子が並べられており、整理券の順番通りに座って順番を待ちます。
カラーと白黒の生原稿も部屋の奥に並べられており、順番を待つ間、写真撮影も許可されていました。

雑誌掲載前の原稿も

さらに、2015年1月14日発売の原稿も特別に見ることができました。ただし、写真撮影は不可です。
この原稿は当日描いていたものをそのまま持ってきたものであり、墨入れ前の状態とのこと。
この状態で一般に公開されるのは珍しいようで、先生は、この状態は(その後完成させてしまうため)2度と見ることができないと説明されていました。まだ完成前の貴重な原稿を初めて見ることができました。

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数多くの生原稿も展示、貴重な未修正の原画も

以下、撮影を許可された生原稿です。

カラーの原稿とモノクロの原稿を多数閲覧することができました。

千堂との日本フェザー級タイトルマッチ「LALLAPALLOOZA(ララパルーザ)」のポスターの原画もありました。

リカルド・マルチネスを背景に一歩や宮田たち挑戦者の面々。

下の2枚目のカラー原稿は、今回の109巻の表紙として使われたイラストです。
1枚目は鷹村守とブライアン・ホーク。

こんな感じで、テーブルの上に原稿が置かれていました。

手で直接触れることはできませんでしたが、撮影は自由に行うことができました。そばでは係の方が原稿について色々と説明をしてくれました。


続いて、モノクロ原稿。
マガジン特製の原稿用紙を用いて製作されています。
完成原稿であり、写植が貼られています。

上の原稿のクローズアップ。
千堂武士との一戦。「幕之内が飛び出した フイをつかれた王者 反応が遅れた!」
うーん、迫力があります。

続いて、伊達英二との死闘も。

生原稿なのでマガジンの誌面よりも大きなサイズであり細部のペンの動きも確認できました。この原稿を縮小して印刷されます。

下の2枚目の原稿は素っ裸の鷹村。あそこの部分も原稿ではそのまま描かれていますが、印刷では加工されていました。
写真を公開する際は加工してくださいとの説明を受けていたので、ここでもそうしています。

お気に入りのキャラクターも描かれるとやはり嬉しい

いよいよ、自分の順番になり、単行本にサインとキャラクターを描いてもらいました。
冒頭の写真の通り、宮田一郎を描いてもらいました。
周りの方々を見ていると、男性が多いからか、久美ちゃん(間柴久美)が目立ったような気もします。


鉛筆であたりをつけて、ペンを使ってさらさらとあっという間に描かれていきます。

描いている間に先生に質問をしたり、自分と「はじめの一歩」のことを伝えたりと、参加者の皆さんはとても熱心だったのが印象的でした(自分は思うように喋れなかったのが残念)。

私は今回真ん中よりも速い順番でしたが、サインが無事終了したのは17時を過ぎていました。

先生は本日午前中まで仕事を行い(おそらく仕事場から)直接会場にお越しになり、13時から夜まで100人の参加者のためにサインとキャラクターを描かれたことになります。
これが終われば、ふたたび仕事場に戻るのかもしれません。

マンガ家という仕事はやはり大変だと改めて思う貴重な1日でした。

今回、私は宮田一郎、一緒に参加した家族は木村タツヤを描いていただきました。


芳林堂書店 イベント情報

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