iOS版Safariでウェブサイトを開き、サイト内のテキストを選択し検索するのに便利な2つの方法を紹介します。
どちらも有名なやり方で、すでにご存知の方も多いかと思います。
今回紹介するのは次の方法です。
- Webサイトの文字列を選択しやすくする
- 選択した文字列をコピペせずに画面をタップするだけでWeb検索する
2番目の方法は、Safari以外でも文字が選択できるiOSアプリ(たとえば、iBooks、メモ、カレンダー、メールなど)で利用できるので、これだけ覚えておいても便利です。
ウェブサイトのテキスト選択を助けるブックマークレット
iOSのSafariでウェブサイト内のテキストを選択する場合、思い通りに選択範囲を指定できないことがあります。
そんなときは、画面を拡大すると上手に選択できます。
しかし、画面が拡大できないサイトの場合、お気に入りに次のjavascriptを登録しておくと便利です。
これはサイト内のテキストを編集できるブックマークレットとして知られています。
javascript:document.body.contentEditable=true;
- まず、適当なサイトをとりあえずお気に入りなどにブックマークとして登録します。
- 次に、上記javascriptをコピーします。
- 最後に、登録しておいたお気に入りを編集し、適当なタイトル(ここでは「選択用スクリプト」)を付けて、javascriptをペーストします。
これで、テキスト選択のために使うブックマークが出来上がりました。
ブックマークレットの使い方
実際にウェブサイトを開き、次にお気に入りから先ほど作成したブックマークを開きます。
そうすることでブックマークレットが動作し、ウェブサイト内のテキストを選択したり、編集し置き換えたりできるようになります。
試した環境(iOS8.1.1)では、選択しにくい場合はテキストを指でなぞるようにして離すと上手くいきました。
続いて、2番目の方法を使い検索を行います。
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タップだけで選択文字列を検索
この方法は、Safari、メール、iBooks、メモ、カレンダーなど文字を選択できるiOSアプリであれば利用できます。
まず、テキストを選択するとメニューが表示されるので、その中から「辞書」を選択します。
そうすると、辞書アプリが開き「定義が見つかりません」と表示されますが、その右下にある「Webを検索」を利用することでそのテキストを検索できるようになります。
「Webを検索」をタップすると、Safariの別タブが開き、選択した言葉が検索されます。
なお、この方法ではChromeなどSafari以外のブラウザでも利用できますが、検索自体はSafariで行われてしまいますので、その点だけご注意ください。
上記2つの方法を使うことで、比較的容易に文字列の選択と検索を行えるようになるかと思います。
参考:ひとりぶろぐ, OS X Daily