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英警察、犯罪を犯す可能性のある人物を予測するシステムをテスト~まるでマイノリティ・リポート?

スコットランドヤードという別名でも知られるロンドン警視庁は、犯罪を犯す可能性の高い人物を特定するよう設計されたシステムのテストを実施したことをBBC Newsは報じています。

まるで、映画「マイノリティ・リポート」のようですが、そのような未来の犯罪を予知するシステムが導入されるのでしょうか。

(以下、記事の最初の方だけを紹介しますが、専門用語や持って回った言い方でちょっと訳しにくいので間違っているかもしれません。原文の参照を強くおすすめします。)

とりあえず、いきなり映画さながらの世界の到来ではないので、まずはご安心を。
Neowinも指摘するように、この犯罪予知システムは特定のギャングメンバーを狙って開発されています。
20週間に渡って行われたこの予備的研究は英国では初の試みのようです。

このソフトウェアはAccentureによって開発されました。
限られた警察の資源を利用し、効率的にギャングメンバーらを対象とする必要があるとAccenture幹部は説明しました。
このソフトウェアは、すでに警察内で使用されている既存のシステムのデータから他の情報とマージして、予測を行います。その情報は以前の犯罪履歴からソーシャルメディア活動にまで及びます。
そして、ある人物が将来どのくらい犯罪を犯すのか、アルゴリズムにより決定するようです。記事ではビッグデータ分析の解説も含まれています。

個人のプライバシーに関わることであり、専門家は懸念を示していることも伝えられています。


特定のギャングメンバー(日本でいうところの暴力団関係者でしょうか?)を狙って設計されていることを警察側は強調していますが、その対象が拡大されていくと、映画さながらの世界になってしまうのではないかという不安も残ります。
ソーシャルメディアのデータを活用して、というところも気になります。多くの人々が使うSNSなどのビッグデータによって、こんなこともできるのかと思うと、ちょっと怖いです。