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MacBookのカメラをハッキングし盗撮した男が逮捕 2008年以前のMacに同様の脆弱性ありの研究結果も

MacBookのWebカメラ「FaceTimeカメラ」には動作中を示す緑色のライトが搭載されています。ユーザーはカメラが撮影していることをその警告灯によって知ることができます。
しかし、最近の事件で、その警告灯を動作させずにカメラを操作し盗撮していたことをThe Washington Post(via Mac Rumors)が伝えています。

事件は、ある男が高校の同級生の女性のMacBookを操作し、彼女が知らぬ間に彼女のヌード写真を撮影していたというものです。写真は彼女のMacBookのフロントカメラから数ヶ月にわたって撮られていました。容疑者のコンピュータにはリモート操作するソフトウェアが発見されました。
別の情報では、FBIはある捜査のために同様に警告灯を点灯させずにカメラを遠隔操作することのできる類似のソフトウェアを使用したともいいます。
2008年以前のMacで同様のことができたという研究結果もあります。リモート操作でカメラのマイクロチップを再プログラムできれば、動作中には警告灯を点灯させるという安全装置を迂回することができます。その研究では2008年以後のMacではそうした操作はできないとしていますが、別の方法もあるかもしれません。
自分のPCでこうした盗撮を防ぐ方法はあるでしょうか。最も確実で簡単な方法は、カメラに不透明のテープを貼り付けて覆ってしまうことです。