SPIGEN SGP Retina iPad mini対応タフ・アーマー装着レビュー色々タフな衝撃保護ケース

SPIGEN SGP「iPad mini / iPad mini Retina ケースタフ・アーマー」（iPad Mini Retina Case Tough Armor）を購入しました。
シルバーとスペースグレイのRetina iPad miniに装着してみました。

タフ・アーマーシリーズはシャンパン・ゴールド、スムース・ブラック、サテン・シルバー、メタル・スレートの4種類があります。
今回購入したのは「スムース・ブラック」です。

ケースの特徴とディティール
製品にはケース本体と正規品であることを示すシリアルナンバーの入ったカードが付いています。

ケースは、内側全体がTPU、外側の中央部分がポリカーボネートで形成されています。4種類のケースカラーは後者の部分が異なり、内側部分はブラックで統一です。
ケース内側には格子模様が成型されています。このパターンが衝撃吸収力を高める効果があります。
TPUは適度な硬さがあり、ケースが型崩れすることはなさそうです。また、ホコリも付着しにくいように感じました。
ケースをiPad miniに装着してみると、精密に設計してあることがわかりました。ぴったりと本体が収まります。着脱には若干力が要りますが、まったくできにくいというわけではありません。とにかくケースの精度はかなり正確であると思います。
その他の特徴については発売時の記事をご覧ください。

Retina iPad mini対応耐衝撃保護ケース SPIGEN SGP タフアーマーが新発売

上の写真の1枚目がスペースグレイ、2枚目がシルバーのRetina iPad miniに装着したところ。
TPU素材の部分はブラックなので、スペースグレイの方がしっくりとくるかもしれません。
続いて背面。

写真左側はシルバーのiPad miniにタフ・アーマーを装着しています。Appleロゴマーク部分の窓の位置も正確です。この部分にはアクリルカバーなどはなくiPad mini本体に直に触れるようになっています。

リアカメラとマイク部分。
どちらも正確に穴が開けられています。背面マイクはRetina iPad miniだけが背面上部にあります。この穴があるかどうかでそのケースがRetina iPad mini向けか、初代iPad mini向けかを判断できます。

側面の形状。
約1.5mm、縁部分は液晶面よりも高くなっています。タッチ操作をする上でこの部分が妨げになることはないと思います。

電源ボタン、ミュートスイッチ、ボリュームボタン。
ボタンはすべて覆われています。ボタンはスムーズに押すことができます。ケースの精度は高く操作していてストレスはないと思います。

ケース本体の重量と大きさ
頑丈さをうたう保護ケースであるため、タフ・アーマー自体の重さやサイズはそれなりにあります。

ケース自体の重量は126gでした。1g単位で量ることのできるデジタルスケールを用いています。
ケースの大きさについては下記写真をご覧ください。裸の状態のiPad miniを上に、タフ・アーマーを装着したiPad miniを下に置いています。

ケース自体の厚みの分、iPad mini本体よりも一回り大きくなります。

厚みは12〜13mmほどです。Retina iPad miniは7.5mmです。

ケース背面にも四隅に突起があり、背面が直接机に触れないようになっています。
Lightningコネクタ部分。
下の写真は「Lightning - Micro USBアダプタ MD820ZM/A」を挿入したところ。問題なく使用できます。

まとめ：SPIGEN SGP「iPad mini / iPad mini Retina ケースタフ・アーマー

ケースの完成度は高いと感じました。これまで購入してきたiPad向け保護ケースでここまでしっかりと設計されていたものはあまりなかったです。
ボタン、スイッチ、Lightningコネクタ、イヤフォンジャック、カメラ、マイク、スピーカーなどいずれの位置も正確です。ケース自体に厚みがあるので、イヤフォンプラグの大きいものは入らない可能性があります。イヤフォンジャックは定規で計測したところ横幅が7.5mmほどでした。手持ちのEtymotic Research ER-4Pのイヤフォンプラグは入りませんでした。
購入前には懸念していたゴミやホコリの付着も、シリコン製などと比べてずっと少なく、ストレスなく利用できそうです。
実際に落下テストなどは行っていませんが、ケースにぴったりと装着し見た目も持った感じも強そうに感じられました。通常の使い方で強度的に不満が出てくることはなさそうです。
問題は重量です。ケースだけでiPhone5s/5とほぼ同じだけの重さがあります。片手で裸のiPad miniとiPhoneを一緒に持つことになるわけです。ケースを装着すると確かにずっりとした重みを感じます。
もう1つ気になった点を書けば、本体の幅もそれなりに大きくなってしまうことです。iPad miniを片手で両端を持つ場合、手の小さい方にとっては少々厳しいかもしれません。ただし、素材表面は滑りにくく、手に持って滑り落ちることはないと思います。
ケースの液晶面も背面も直接接地面に触れないようになっているので、それが思いのほか使いやすいです。机にゴトンと音をさせて置いてしまうとなんとなくストレスがたまりますが、そういう心配もなさそうです。
ケースは確かにタフな使用を想定した設計がなされており、タフ・アーマーの名の通りと思いました。ただし、重量も増すことは確かであり、使う側もある程度タフである必要があると思います。