Appleは、11月22日より、日本国内でSIMロックフリーの「iPhone 5s」、「iPhone 5c」をApple Online Storeで発売しました。
米国でも、同日、米Apple StoreでSIMフリー(Unlocked)版iPhoneの販売を開始しています。
iPhone5sとiPhone5
iPhone5s/5cは、SIMロック版が2013年9月20日に日米で発売されました。ほぼ2カ月後に、今回、SIMフリー版が発売されたことになります。
実は、昨年発売されたiPhone5もほとんど同じタイミングでSIMフリー版が投入されました。
iPhoneの販売スケジュール(現地時間)
iPhone4s
- 2011年10月14日発売(日米SIMロック版)
- 2011年11月11日発売(米国SIMフリー版)
iPhone5
- 2012年9月21日発売(日米SIMロック版)
- 2012年11月29日発売(米国SIMフリー版)
iPhone5s
- 2013年9月20日発売(日米SIMロック版)
- 2013年11月22日発売(日米SIMフリー版)
したがって、AppleのSIMフリー版iPhoneの投入時期には一定のタイミングがあると考えてよさそうです。
日本でSIMフリー版iPhoneが発売された理由
今回、Appleは日本で初めてSIMフリーのiPhoneを発売しました。
その背景には、国内3大キャリアすべてでiPhoneの販売されたことにあると思われます。今年、ドコモは初めてiPhoneの販売を開始しました。
米国でも、主要キャリアでiPhoneの取扱いが行われるようになってからUnlockedバージョンが発売されるようになったという経緯があります。
iPhone6でもSIMフリー版発売は確実か
来年の秋には、おそらく次期iPhone(iPhone6)が発売されることになると思います。
米国の例から考えれば、来年も、日本でSIMフリー版iPhoneが発売されると考えられます。
ただし、SIMフリー版の発売は、これまでのように、2カ月程度後になってから、ということになると予想できます。
なぜ、2ヶ月ほど遅れてSIMフリー版は発売されるのでしょうか。
正確な理由はわかりませんが、キャリアの販売に配慮するため、新モデルの需要が落ち着く時期を見計らっているため、などが考えられます。
日本では、11月15日に、ドコモ、au、ソフトバンクがiPhone5s予約から入荷までの期間を7日に短縮したことを発表していました。10月の時点ではゴールドモデルが28日後とアナウンスしていたので、入手までの期間が大幅に短縮されたことになります。
問題は、新モデル(SIMロック)が先に発売されてしまうわけで、巷は新モデルの話題で持ちきりとなることです。
そのお祭り騒ぎの中で、SIMフリー版発売までの2ヶ月間をじっと待つことができるか、ということが最も切実な問題になりそうです。
どうしても早くほしい場合は、これまで同様に、海外から調達するなどの方法を取ることになるかと思います。
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