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iPad AirのグラフィックスパフォーマンスはiPad4よりも40〜70%向上 各種ベンチマーク結果

iPad Air(iPad5)のグラフィックスパフォーマンスは、前モデルiPad第4世代(iPad4)と比べて40〜70%ほど向上したことが、AnandTech(via Mac Rumors)の広範囲なレビューによって明らかになっています。
iPad Air 3DMark Unlimited-Graphics Score AnandTech
3DMark Unlimited-Graphics Score:AnandTech
iPad Airは、iPhone5sと同様に、GPUにIMG PowerVR G6430を内蔵したA7チップを搭載しています。GPUクロックはまだ確定されていませんが最大450MHzと推定されています。
iPad Airのスコアを見ていくと、最も顕著な例として、GLBenchmark 2.7 T-Rex HDにおいてiPad AirはiPad4と比べ75%以上の良いスコアを計測しました。一方、3DMark Ice StormではiPad4よりも36%良い結果でした。3DMarkの他の計測結果を見るとおよそ60%ほどiPad AirはiPad4を上回る結果を出しました。
多数のベンチマークテストにおいてiPad AirがiPad4を超える結果を出しましたが、GLBenchmark 2.7 Triangle ThroughputではiPad4を下回る結果となりました。iPhone5sも同様の結果でした。これが実際にどのような影響を及ぼすのかはまだわかっていません。
iPad Airのパフォーマンスについては、GPUだけでなくCPUでも大きな性能向上を見ることができます。

Appleは、iPhone5s、iPad Air、Retina iPad miniの3モデルに同じA7プロセッサを搭載させました。これは何を意味するのでしょうか。iDownloadBlogは、AnandTechのレビューを受けて、次のように考えを示しています。第1に、開発者に単一のチッププラットフォームを与えることで、開発を簡素化させ、市場投入までの時間を短縮させます。そして、より重要なこととして、AppleはiPhoneとiPadをサポートするために極めて意図的にA7チップを設計しました。たとえば、より狭い熱範囲、より低いクロックのCPUやGPU、その他の電源関連の最適化などを、iPhone向けに調整せずに済みます。iPhone5sはiPad Airと基本的に同じCPUとGPUを使います。Appleは今後発売する新しいハードウェア、たとえば新型Apple TVなどでA7を使うかもしれません。Appleは、iPhone、iPad、iPod touch、Apple TVなどで複数のチップを用意するためにシリコンを調整する代わりに、1つのシリコンを開発し各デバイスのためにソフトウェアを最適化するだけで済むようになります。これはAppleがiOSアプリで共通のプラットフォームを用意したことと類似しています。
iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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