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Retina iPad miniの供給不足はSharp製ディスプレイの生産問題に起因か

新型iPad mini Retinaディスプレイモデル(iPad mini2)の供給不足は、Sharp製パネルの限られた供給に原因があるとDigiTimesが伝えています。
iPad mini Retinaディスプレイ
写真はiPad mini Retinaディスプレイモデル
台湾のサプライチェーンの情報筋によれば、Retina iPad miniの購入可能性は、市場の需要に十分応えられないかもしれないといいます。Sharpの供給する7.9インチのRetinaディスプレイパネルは、Oxide TFT(酸化物半導体TFT)プロセスで製造されますが、その歩留まりが低いとされています。
新型iPad miniのRetinaディスプレイは、情報筋によれば、SharpのほかにLG Display(LGD)からも供給されます。LGDは、Retinaディスプレイをa-Si TFT(アモルファスシリコンTFT)プロセスで製造します。両社の供給比率は、LGDが60%、Sharpが40%であると情報筋は伝えています。AU Optronics(AUO)とInnoluxは、それぞれAppleからの注文を得ようとしましたが、結局、受注に失敗したとされています。
LGDはiPad Air向けの9.7インチRetinaディスプレイの生産も行っており、全体の60%を供給します。そして、残り40%はSamsung Dsiplayであると情報筋は付け加えています。
AppleはiPad Airを11月1日(金)に発売します。一方、iPad mini Retinaディスプレイモデルは、11月中の発売とだけ発表されており、正確な発売日は明らかにされていません。
Retina iPad miniの供給に問題があるという予測は、10月22日の発表のはるか以前より伝えられていました。

Appleは10月28日に第4四半期(7〜9月)決算報告を行いました。その際、Tim Cook CEOは、新型iPad miniの需要がいつ均衡するのかについて、正確に予測するのは難しいという見方を示しました。
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iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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