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新型iMac(Late 2013)をiFixitが分解:21.5インチはCPU直付け、両モデルともPCIe SSDスロット標準搭載

新型iMac(Late 2013)を早速iFixitが分解しています。21.5インチと27インチの両方の分解が行われています。いくつかを除いて基本的な構造はiMac(Late 2012)と同じようです。
iMac late 2013 21.5 Teardown iFixit

iFixit iMac (21.5-inch, Late 2013)
iFixit iMac (27-inch, Late 2013)
旧モデルとの大きな違いは次の2点であり、1つはPCIeスロットの追加、もう1つは21.5インチモデルのCPUが直付けになってしまったことです。
21.5インチも27インチも、新型iMac(Late 2013)ではどちらもPCIe SSDの空きスロットを標準搭載しています。このスロットにFusion Drive SSDを取り付けることになります。9to5Macによれば、昨年の旧モデルでは、Fusion Drive搭載モデルを注文することで利用できるだけでした(旧モデルは直付けだった模様)。サードパーティがこのPCI-Express SSDスロットに対応したアダプターを発売すれば、ユーザーが自分でiMacに第2のストレージを追加することができます(ただし、ロジックボードにアクセスするのは容易ではなさそうです)。
iMac late 2013 21.5 Teardown iFixit
21.5インチのロジックボード上にあるPCI-Expressスロット
21.5インチモデルのCPUはロジックボードに半田付けされています。したがって、たとえ、ユーザーがiMacを分解してもCPUを交換することはできません。CPUがロジックボードに直付けされたiMacはこのモデルが初めてとのこと。一方、27インチモデルのCPUは直付けではありませんでした。
21.5インチモデルではメモリーとHDDも交換可能です。ただし、難易度の高いボディを開けなければなりません。27インチモデルではメモリースロットが用意されているので、容易にメモリーの交換や増設が可能です。
結局、27インチのメモリー以外は、接着剤で固定されたボディを剥がさなくてはならず、基本的には内部パーツの交換は不可能とみてよさそうです。なお、27インチモデルのメモリースロットは4基あり、標準で4GBを2枚搭載しています。
旧モデルの分解レポートは下記をご覧ください。

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