ドコモ版iPhoneとガラケーの2台持ちの月額料金を計算してみた：プラスiPhone割適用

ドコモは「iPhone 5s」「iPhone 5c」とiモードケータイ（FOMA携帯）の2台を契約しているとiPhoneの月額料金を割引する「プラスiPhone割」キャンペーンを実施しています。「プラスiPhone割」はFOMA携帯の顧客を多く抱えたドコモならではの割引です。
今回、ドコモ版iPhoneを購入するのに、おサイフケータイなどを引き続き使うため既存のFOMA携帯も残しておくのがいいのではないかと考え、両方を契約した場合の月額料金を試算してみました。

なぜ、2台持ちか

iPhoneはおサイフケータイには対応していません。また、10月以降spモードメールに対応しますが、当面はプッシュ通知されません（フェッチを使い最短15分間隔でメールチェックか手動確認のみ）。一方、ガラケーの多くはおサイフケータイもiモードも利用できます。
iPhoneの基本プラン「タイプXiにねん／タイプXi」は無料通話が含まれません（Xiカケ・ホーダイが1年間半額の350円でオプションあり）。ガラケーであれば、タイプシンプルを除き無料通話が含まれます。
そこで、上記のiPhoneにできないことを携帯電話にまかせることで、iPhoneにはインターネットやアプリなどパケット通信を中心にし、Suicaやiモードメール、通話などではガラケーを使う、という両立ができると思います。

以下、iPhone5sとiモード携帯の2台持ちの月額料金を計算してみました（誤っている場合は適時訂正します）。

iPhone5sの月額料金（端末分割金、月々サポート、キャンペーンは含まず）

基本使用料「タイプXi にねん」780円

インターネット接続サービス「spモード」315円

パケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」5,460円

合計6,555円/月

ここから「プラスiPhone割」適用により、基本使用料が最大1年間0円、「Xiパケ・ホーダイ」が最大1年間4,935円になり、合計1,305円割引されます。

iモード携帯

基本使用料「タイプSS バリュー」（無料通信分1,050円含む）980円（「ファミ割MAX50」または「ひとりでも割50」加入の場合）

インターネット接続サービス「iモード」315円

パケット定額サービス「パケ・ホーダイダブル」390円〜4,410円（iモード通信上限）

1,685円〜/月

「プラスiPhone割」の条件は次のようになります。いくつか注意事項がありますが、その内何点かを挙げておきます。

代表回線（iモード携帯）に「FOMA総合プラン（タイプシンプル（バリュー／ベーシック）除く）」+「i モード」+「パケ・ホーダイダブル」および継続利用期間注意が1年以上
対称回線（iPhone）に「タイプXi にねん」または「タイプXi」+「ハーティ割引」および「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」
契約回線にすでに「プラスiPhone割」「プラスXi割」を適用している場合は申し込み不可
対象回線が「ドコモへスイッチ割」「応援学割2012／2013」「ドコモへスイッチ学割」を適用中は申し込み不可
「ドコモへおかえり割」適用中はポイントのみ適用

「プラスiPhone割」を適用することによって、iモード携帯の月額料金すべてとはいえないですが、それに近い料金が1年間割り引かれることになります。ただし、iモード携帯でパケット通信を使ってしまうとすぐに料金が跳ね上がってしまいます。もっとも、iPhoneを使ってしまうとiモードでインターネット使うことはほとんどなくなってしまうと思いますが、iモードメールで写真をやり取りするときなどに注意が必要かと思います。
個人的には、spモードがiPhoneに完全対応するのを待つか、キャリア提供のメールではなく、GmailやAppleのiCloudメールなどの無料メールに移行してしまう方が使い勝手が良いのではないかと思います。GmailもiCloudメールも携帯電話会社を変えても同じアドレスを引き続き利用できるのも魅力です。特に、GmailはAndroidでもiPhoneでも使えるので、次回はiPhoneからAndroidスマートフォンへ買い替えたいときにも移行がスムーズです。
【更新】（9/26）：適用条件等追記
関連記事

iPhone5Sの情報は[iPhone 5S]カテゴリ、iPhone5cの情報は[iPhone 5C]カテゴリに、それぞれまとめてあります。
アマゾン iPhone特設ストア
 iPhone5s用液晶保護フィルム iPhone5s用保護ケース
 iPhone5c用液晶保護フィルム iPhone5c用保護ケース
 Lightning アクセサリ