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iPhone5S、iPhone5CのLTEについて、800MHzやTD-LTE対応で更なる高速化やつながりやすさも

次期iPhoneのLTEについて日本経済新聞が伝えています。

追記:iPhone5s/5cが正式に発表され、対応LTEについても明らかになりました。詳細は下記記事をご覧ください。

iPhone5
写真はiPhone5
記事では、iPhoneの歴史と通信方式の発展とを概観しつつ、新型iPhoneで採用されるLTE方式について予測しています。
新モデルでは、新たに800MHz帯やTD-LTEが採用されると予想されています。

iPhone5のLTE

  • au:2100MHz(37.5M〜100Mbps)
  • ソフトバンク:2100MHz(37.5M〜75Mbps)、1700MHz(37.5M〜75Mbps)

iPhone5SのLTE(予想)

  • au:2100MHz(37.5M〜100Mbps)、800MHz(75Mbps)、TD-LTE 2500MHz(110Mbps)
  • ソフトバンク:2100MHz(37.5M〜75Mbps)、1700MHz(37.5M〜75Mbps)、TD-LTE 2500MHz(110Mbps)

iPhone5Sにおいて、日本版では800MHzと2500MHzへの対応がカギとされています。もし、iPhone5Sでこれらが採用されれば、前者はauで、後者はauおよびソフトバンクの通信網で利用できる可能性があります。
auの場合、先月、UQコミュニケーションズが総務省より割り当てられた2500MHzのTD-LTE方式が活用されます。UQコミュニケーションズは10月よりTD-LTEを利用したサービスを開始する予定であり、速度は当初110Mbps、2014年には220Mbpsに高速化されるといいます。また、800MHzについては、昨年から整備されてiPhone以外の端末で利用されているauのメイン回線であり、今回、iPhone5Sでもサポートされれば、iPhoneにおけるauの通信品質は大きく向上すると考えられています。
ソフトバンクの場合も、auと同様にTD-LTEを利用できるようになれば、大きな利点となるとされています。ソフトバンクは2012年2月よりTD-LTEサービスを開始しており、米国でもSprint傘下のClearwireがTD-LTEサービスを行っています。ソフトバンクの宮川潤一CTOはApple本社を訪れTD-LTE対応を交渉しているのではないかともいわれています。
また、TD-LTEは、中国移動が鍵となります。AppleのTim Cook CEOは中国を訪れ中国移動のトップと会談していたと報じられています。中国移動は、世界最大の携帯電話会社であり、ドコモと並んでいまだにiPhoneを扱っていないキャリアの1つでもあります。中国移動は、当初2014年よりTD-LTEサービスを開始するとされていましたが、2013年秋に前倒しするという噂もあります。ただし、中国側が、AppleにTD-LTEサービスの利用を認めるかどうかは未知数です。中国国内のメーカーを優先させる可能性もあるためです。
新型iPhoneは、9月10日にも発表されるといわれています。

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