Samsung SSD 840 EVO が新発売：性能やベンチマークについて

Samsung「SSD 840 EVO」は、「SSD 840」の後継の2.5インチSSD。日本では国内正規代理店ITGマーケティングより8月上旬（アマゾンでは8月1日）発売。
ラインナップは、

• ソフトウェアの付属するベーシックキットが120GB、250GB、500GB、750GB、1TBの5モデル
• ノートパソコンキット（ベーシックキット＋SATA/USB3.0変換ケーブル、ノートPC用スペーサ）が250GB、500GBの2モデル
• デスクトップキット（ベーシックキット＋3.5インチ用ブラケット、SATA/USB2.0変換ケーブル等）が120GB、250GBの2モデル

また、オプションとして、現在すでに発売中のノート用スペーサーのほか、ノート用アクセサリキット、デスクトップ用アクセサリキット、デスクトップ用ブラケットなどアクセサリ単品も8月下旬より別売りの予定。

Samsung SSD 840 EVO：ニュースリリース

ベーシックキット

• 120GB MZ-7TE120B/IT
• 250GB MZ-7TE250B/IT
• 500GB MZ-7TE500B/IT
• 750GB MZ-7TE750B/IT
• 1TB MZ-7TE1T0B/IT

ノートパソコンキット：SATA/USB3.0変換ケーブル、ノートパソコン用スペーサー

• 250GB MZ-7TE250L/IT
• 500GB MZ-7TE500L/IT

デスクトップキット：デスクトップパソコン用ブラケット、固定用ネジ、SATAケーブル、SATA/USB2.0変換ケーブル

• 120GB MZ-7TE120K/IT
• 250GB MZ-7TE250K/IT

Samsung「SSD 840 EVO」の気になる性能

• 各情報サイトが、発売前にベンチマーク結果を公表しています。TurboWriteやRAPID Modeなど新搭載機能によりシーケンシャルおよびランダムアクセスが大幅に向上し、「メインストリーム向けの製品ながら、ハイエンド向けの製品とほぼ同等の速度が得られる」（PC Watch）、「SSD 840 EVO」だけで利用できるRAPID Modeはすべてではないが効果を発揮しておりTurboWriteによる転送速度のムラをカバーする効果もある（4Gamer.net）、「SSD 840 EVO」は Crucial M500（同じ1TBクラスのSSD）の恐るべきライバルであり、より高速で、アイドル時の消費電力も低く、価格も安い。また、TLCの寿命に関しては一般の利用者が使う分には問題ない（AnandTech）といった評価を見ることができます。「SSD 840 EVO」は前製品「SSD 840」の弱点をほとんどすべて払拭しており、総合的な性能は高いということになります。

なお、「SSD 840 EVO」の新機能など特徴については発表時の記事をご覧ください。
「SSD 840 EVO」は買いか

• 総評すると、ほぼすべてのレビューにおいて、「SSD 840 EVO」は、同じTLC前モデル「SSD 840」よりも上であるが、「SSD 840 PRO」はさらにその上をいく、というものです。そこから、現在在庫処分中の「SSD 840」との価格差、上位モデル「SSD 840 PRO」との価格差が、「SSD 840 EVO」を選択する際の鍵となると思います。

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