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iPhone廉価版がすでに生産中、Pegatronの労働基準違反レポートで明らかに

Appleのサプライヤーの1社であるPegatron(ペガトロン/和碩聯合科技)の中国国内の工場において、従業員の深刻な労働環境が明らかになっています(The Wall Street Journal)。
その労働問題を報告するChina Labor Watchのレポート(PDF。全60ページあり重いです)において、廉価版iPhoneの生産が実際に行われていることが明らかにされています。
iPhone廉価版のイメージ
(iPhone廉価版のイメージ)
レポートの「2013年7月9日」というセクションにおいて、ある労働者がプラスチック製のiPhoneの背面に保護フィルムを貼り付ける作業を行っている様子を解説しています。
Mac Rumorsによって抜粋された箇所では、次のように書かれており、iPhone廉価版が7月の早い時期にすでに生産体制に入ったことが確認できます。
「今日の仕事は、組み立てラインでiPhoneのプラスチック製バックカバーの上に保護フィルムを貼り付けることです。フィルムは背面が傷つかないようにするために貼り付けます。このプラスチック製iPhoneは、Appleによって間もなくリリースされます。この仕事はかなり簡単であり、ベテラン労働者の指導を受け、私は5分で自分だけでできるようになりました。この保護フィルムを貼りつけるのにおよそ1分を要します。この新モデルはまだ大量生産に入っていなかったので、その量はそれほど多くはありません。この仕事は、大量生産を開始した部門よりもゆっくりとしたペースで行われています。」
ここでいわれている保護フィルムとは、私たちが購入したスマートフォンの液晶画面に貼り付ける保護フィルムではなく、梱包された新品の製品を保護するために貼り付けられた保護材の一部です。私たちは製品購入後、こうした保護材を真っ先に外して使い始めますが、そうしたものが1つ1つ機械ではなく人の手で貼り付けられているようです。
最新の情報では、廉価版iPhoneを入れるであろうプラスチック製のパッケージ(化粧箱)もリークされています。このパッケージには「iPhone5C」と印刷されており、iPhone廉価版あるいは次期iPhoneの名称ではないかと予想されています。
iPhone5Cと印字されたパッケージ

Appleは今年2つの新型iPhoneをリリースするといわれています。正確なローンチ時期はまだわかっていませんが、最近の情報では次のようなものがあります。

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