次世代iPad miniの大量生産は2013年第4四半期まで開始されないという情報をDigiTimesが伝えています。
写真はiPad miniとiPad
サプライチェーンの情報筋は、Appleが次期iPad miniの大量生産を今年第4四半期まで始めそうになく、発売は2014年になるだろうという見方を示しています。
次期iPad miniは、2048×1536ピクセルのRetinaディスプレイを採用します。この新モデルは、ボディが再設計され、ほとんどベゼルのない外観になるともいわれています。
次期iPad miniが年末のホリデーショッピングシーズンに間に合わない可能性があるため、Appleは現行モデルをわずかにアップグレードしたバージョンを2013年後半にリリースするかもしれないと情報筋は話しています。このアップデートモデルは、現行モデルよりも軽量化され、より薄くなり、スペックも良くなっているといいます。
一方、9.7インチのiPad第5世代(iPad5)は、現行モデル同様にRetinaディスプレイを搭載し、20〜30%軽量化されると情報筋は指摘しています。また、より大きなビューエリアを与えるために、より狭いベゼルを特徴とします。
iPad第5世代は、7月に少量生産が開始され、続いて、8月と9月に200万〜300万台の大量生産が行われることになると予想されています。10月には更に生産台数が25〜30%ほど増加されると情報筋はみています。
AppleがRetinaディスプレイ搭載モデルの前にスペックの向上したiPad miniの新モデルを用意しているという噂は、これまでも何度か浮上しています。
- Retina搭載iPad mini第2世代(iPadmini2)は2014年初頭か、予定より遅れの懸念
- iPad第5世代(iPad5)は9月発売で決定、iPad mini第2世代(iPadmini2)はRetinaなら年末か
- さらにスリム化された新型iPad mini第2世代(非Retina)が今年後半リリース、第3世代Retinaモデルは来年:アナリスト
AppleがすんなりとRetina搭載iPad miniをリリースしない理由としては、Retinaディスプレイの生産に問題があること、それにより新モデル製造のためのRetinaディスプレイを十分に確保できないこと、などが挙げられています。その一方でiPad5の生産は比較的順調という情報が多いです。
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