新型Kindle Fire HDはフルHD超、Kindle Fire HD 8.9はiPadを超える2560×1600ディスプレイ搭載、デザインも刷新：BGR

現在、Kindle Fireタブレットは、7インチのKindle FireおよびKindle Fire HD、8.9インチのKindle Fire HD 8.9の3種類が販売されています。Amazonはこれら3モデルすべてを刷新し、新モデルを発売するとBGRが独占情報として報じています。

（BGRの掲載した新型Kindle Fire HD）
信頼できる情報筋によれば、Amazonは、今年のホリデーショッピングシーズン前に、少なくとも3つのKindle Fireタブレットをリリースする準備をしています。
まず、新型Kindle Fireは、現行製品と同じ7インチディスプレイに解像度を1280×800ピクセルにアップさせます。現行Kindle Fireは7インチ1024×600ピクセルであり、現行Kindle Fire HDは1280×800ピクセルです。つまり、新型Kindle Fireの解像度は上位のKindle Fire HDと同じになります。
続いて、新型Kindle Fire HDは、いよいよ~~フルHD（1920×1080ピクセル）~~【訂正1920×1200ピクセル】のディスプレイを搭載します。サイズは現行モデル同様7インチです。
最後に、新型Kindle Fire HD 8.9は、現行モデルの1920×1200から2560×1600ピクセルに解像度を向上させます。これはiPad第4世代や第3世代のRetinaディスプレイ（2048×1536）よりも高解像度です。
これら新しいKindle Fireシリーズのデザインは、現行製品からいくつか大きな刷新が含まれます。現行モデルが端に向かって滑らかにカーブするデザインであるのに対し、新モデルは上の写真で確認できるようにスクエアなデザインを特徴とします。情報筋の1人はその外観を「chiseled」（綺麗に鋭角にカットされたような）と表現しています。また、新モデルには電源ボタンやボリュームボタンを側面には搭載しません。それらは誤ってボタンを押してしまわないように背面の傾斜した部分に配置されます。ボタン位置の変更は、現行モデルでユーザーが誤作動させると不評であったことから、そのフィードバックとして行われたようです。

（BGRの掲載した新型Kindle Fire HDの側面部分）
最後に、これら新製品は、現行製品よりも軽量になっているといいます。ただし、これは大量生産前のテストモデルの場合であり、最終製品でもそうなるかはまだ明らかではありません。

（現行Kindle Fire HD）
新型Kindle Fireタブレットの発売日については、複数の情報筋によれば、今年の秋、おそらく現行製品が発表された時期と同じ9月になるとされています。価格については、現行製品と同じ販売価格になると情報筋の1人は言及しています。
追記：更なるスペックが判明したとBGRが伝えています。