東芝「REGZA Tablet AT703」(AT703/58J)は、手書き感覚に最適化された電磁誘導式デジタイザペンを採用し、最新NVIDIA Tegra4およびフルHDを大きく超える高精細ディスプレイを搭載した10.1インチAndroid4.2タブレット。専用のBluetoothキーボードカバーが付属。2013年6月21日発売。実売価格は90,000円前後。
REGZA Tablet AT703:ニュースリリース
「REGZA Tablet AT703」のスペックは、NVIDIA Tegra 4(CPU 4コア/GPU 72コア/1.8GHz)、10.1型ディスプレイ(WQXGA/2,560×1,600ドット/300ppi/Corning Gorilla Glass2/耐指紋コーティング)、2GB RAM、32GBストレージ、800万画素リアカメラ、120万画素フロントカメラ、harman/kardonステレオスピーカー、ノイズキャンセリングマイク、Wi-Fi(802.11ac対応)、9.5時間バッテリー駆動、Android4.2搭載、などとなっています。
いずれをみても非常に高スペックでまとめられており、現在手に入る10インチクラスのAndroidタブレットでは最高峰といえます。最新ハイエンドのCPU「Tegra 4」は価格も高いという噂もあってまだ採用製品は少ないですが、その性能の高さで他社製よりも抜きん出ています。この仕様であれば、まず不満が出ることはないタブレットです。
(専用のキーボードカバーを装着したところ)
「REGZA Tablet AT703」は、手書きでノートを取るような感覚を得られるようにペン入力に最適化されています。専用デジタイザペンは、プロ用ペンタブレットなどでも採用されている電磁誘導式、独自の筆跡予測エンジンを搭載しています。特に、ペン先と液晶面における表示位置のズレについては、出荷前に1台ごとに表示位置計測および調整が行われています。そのほかにも、適度な抵抗感与えペンの滑らかさを追求、筆跡の追随性、筆圧に応じて文字の太さを変える筆圧応答性、においても徹底的にこだわることで極上の書き心地を実現しています。
(背面)
「REGZA Tablet AT703」のペン入力を最大限に利用できるように、東芝独自のアプリも開発されています。その1つ「TruNote」は、手書きからデジタル化への流れをスムーズに行うことのできるアプリ。紙のノート間隔で書いていき、Microsoft Office形式(Word/PowerPoint)への変換や手書き入力による検索なども行えます。2つ目の「TruCapture」は、撮影した資料やホワイトボードの写真をデータ化できるアプリ。OCR機能や台形補正(斜めに撮影された対象を平面化させる)、手書きによるコメント追加なども行えます。
REGZA Tablet AT703の主な仕様
- OS:Android 4.2
- 液晶:10.1型WQXGA/解像度2,560×1,600ドット/画素密度300ppi/Corning Gorilla Glass2/耐指紋コーティング
- CPU:NVIDIA Tegra 4/1.8GHz/クアッドコア
- メモリ:2GB
- ストレージ:32GB
- メモリカードスロット:microSDカードスロット
- 通信:無線LAN(802.11ac Draft/a/b/g/n)、Bluetooth4.0
- インターフェース:microUSB、microHDMI
- オーディオ:harman/kardon製ステレオスピーカー、ステレオマイク(ノイズキャンセリング)、イヤフォンジャック
- カメラ:リア(800万画素)、フロント(120万画素)
- センサー:GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー
- 本体サイズ:約260.7×178.9×10.5mm
- 本体重量:約671g
- バッテリー駆動時間:約9.5時間
- デジタイザー:電磁誘導式1,024段階
- キーボード兼保護カバー:87キー (JIS配列)、キーピッチ:17mm、キーストローク:1.7mm
- キーボード+本体:約264.7×184.3×19.8mm、約1.2kg
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