Foxconn（Hon Hai/鴻海精密）が自社ブランドのApple製品向けアクセサリを生産し販売する計画だとThe Wall Street Journal（via Mac Rumors）が伝えています。
写真はiPhone5とiPhone4Sに付属するアクセサリ
FoxconnはiPhoneやiPadなどApple製品の組み立てを行っていることで有名です。しかし、Android勢などとの競争激化によりAppleの市場シェアが脅かされている現在、Foxconnはこうした契約製造業務とは別の収入減を得ようと積極的に動いているとされています。
Foxconnはメディアコンテンツやソフトウェア、クラウドサービスなどへの投資を計画しているとされ、さらに、アクセサリービジネスにも参入することを検討しているとされています。
データ転送用ケーブル、ヘッドフォン、キーボードなどをFoxconnブランドで製造する計画だと匿名の経営陣は話したと伝えられています。こうした周辺機器はAppleの認証（Made for iPhone/iPadなどMFiプログラム）を得る予定だといいます。
また、Foxconnは、モバイルアプリ、クラウドテクノロジー、スマートウォッチのアプリなどの開発のために、台湾にある研究開発センターでソフトウェアエンジニアを雇い始めているとも伝えられています。
Foxconnは、Apple製品を知り尽くしている企業です。そこで蓄積されたノウハウをもとにした、魅力的で完成度の高く、しかも低価格なiPhoneやiPad向けアクセサリが登場するかもしれません。
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