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Google、次期Chrome for Androidでデータ圧縮機能を搭載か

GoogleがChrome for Androidでブラウザ表示を高速化するためにデータ圧縮機能をテストしているとThe Next Webが伝えています。データ圧縮機能はOperaやAmazon Kindle Fireに標準搭載のブラウザSilkなどに搭載されています。
Google Chrome
Google Chrome
データ圧縮機能はChromiumの新機能として最近リリースされました。ChromiumはオープンソースのWebブラウザプロジェクトであり、同じコードと機能や特徴をGoogle Chromeと共有しています。そして、新機能はChromiumに最初に追加されることがあります。
開発者でありGoogleウォッチャーでもあるFrançois Beaufort氏(Google+ページ)によれば、先日リリースされたChromium buildの中でGoogleはこの新機能を「Google proxy serversを経由し最適化されたWebページをロードすることでデータ消費を減らすことができる」と説明しています。
同様の機能はOperaではOpera Turboとして搭載されています。

Opera Turboを有効にした際、Web ページは Opera のサーバーによって圧縮され、全体のサイズがオリジナルより大きく削減されます。このことにより、ダウンロードにかかる時間が短縮され、Web ページをより素早く見ることが可能になります。
Opera 機能説明

AmazonのKindle Fireタブレットには独自ブラウザとしてSilkが搭載されています。Amazonによれば、Silkはクラウド加速型ブラウザです。

Kindle Fire HDはAmazon Silk というクラウド加速型ブラウザを搭載しています。このブラウザは通常のブラウザと異なり、端末だけでなくAmazon Web サービスのクラウドの処理能力を活用して、データ転送時間を短縮します。また、クラウドのデータから次にアクセスするサイトを予測して事前にデータをプッシュすることで、さらにアクセスがスムーズになり、快適なインターネットを実現しています。
Kindle Fire HD 機能説明