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LG Innotek、iPhone向けカメラモジュール減産:iPhone5の不振が原因でない理由

LG InnotekがiPhone向けのカメラモジュールの生産の80%を停止しているとmunhwa.com(via iDownloadBlog)が伝えています。

iPhone5、iPhone4S、iPhone4
LG Innotekの生産ラインは、Appleの要求で昨年下半期に1000万台の生産ができるように増設したが、Appleは需要予測を見誤ったとされています。ここ数カ月の間、この生産ラインは20〜25%(月産200万〜250万台)の稼働に留まっているといいます。LG InnotekはiPhoneとiPad向けのカメラモジュールを生産しています。LG InnotekはAppleへの部品供給に関することは口外できないとコメントしています。
報道では減産がiPhone5の販売不振の結果としています。一方、iPhone5のカメラはSonyとOmnivision製ではないか、とiDownloadBlogは書いています。同様にiPhone4SにはSony製カメラモジュールが使われていました。LG InnotekはAppleの公式サプライヤーとしてiPhone4に使われていました。しかし、それ以降のモデルの分解結果からは使われていません。そうであれば、LG Innotekの減産がiPhone5の販売不振というのは誤っていることになります。
そこから、LG Innotekが減産しているのがiPhoneのカメラモジュールだとすれば、それはiPhone4のカメラモジュールということになります。
Appleは現在iPhone5、iPhone4S、iPhone4を販売しています。iPhone4はその中でもっと購入しやすいローエンドモデルとして販売されています。iPhone4はすでに発表から32カ月が経過しました。このiPhone4が生産を完了し、その役目をiPhone4Sに譲ることになる時期が来たことをiDownloadBlogは予測しています。つまり、次期iPhone5Sの準備により、他のモデルラインナップにもその影響が起きている兆候と捉えることができるとしています。
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