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Apple、次期iPhone5SのためにTouch On Display(TOD)をテストか

Appleは次期iPhoneのために新しいタッチパネル技術を採用する予定であり、Innoluxがその生産を行うことになると工商時報(中時電子報)(via Mac Rumors)が伝えています。
iPhone5
写真はiPhone5
AppleはInnoluxが開発したTouch On Display(TOD)を現在テストしていると伝えられています。
AppleはiPhone5のディスプレイにIn-Cell技術を採用しました。そのパネルでは高速に画面を操作すると誤動作する問題が報告されていました(紹介記事)。それが次期iPhoneで新たに別のタッチ技術を採用しようとしている理由の1つとされています。
工商時報はTFTタッチパネルとタッチセンサーが同じ側に組み込まれていることとiPhone5におけるタッチ感度の問題が関連しているとしています。LGD、JDI、Sharpの生産するインセルパネルの歩留まりは80%に向上しましたが、このタッチ問題は解決していません。
Appleが採用を考えているTouch on Display(TOD)技術は薄さと強さを長所として持ち、厚みはわずか0.5mm、より向上した光学性能と感度、10点マルチタッチなどを特徴といいます。
Touch on Display(TOD)技術を採用したディスプレイの生産ラインは2013年第1四半期に稼働し、注文に応じて拡大されていく予定です。
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