99ドルから販売する低価格タブレットについて、AcerやASUSが来年にも新製品を発売するといわれています。その市場にSamsungやLenovoも参入する準備をしているとDigiTimesが伝えています。
2013年第1四半期に発表されるといわれているAcer Iconia B1
最初に低価格タブレットをリリースするとされるAcerは、2013年第1四半期に7インチサイズの新製品を発表する見込みです。価格は99米ドルとされています。また、同じ第1四半期にはASUSがやはり7インチサイズのタブレットデバイスをローンチすると上流サプライチェーンの情報筋が伝えています。こちらは149ドルとされています。どちらもインドや中国などを含む新興成長市場に焦点を当てているといわれています。
LenovoやSamsungも、AcerやASUSの製品と同スペック＆同価格帯のタブレットを準備しているといいます。ただし、リリース前にAcerとASUSの製品の状況を見守る構えだとされています。
Acerの7インチタブレットはMediaTek製チップ、中国を拠点とするサプライヤー製タッチパネルを採用しCompal Electronicsが生産します。ASUSの新モデルはWondermedia製のARMベースプロセッサ、VIA Technologies製のパーツ、中国メーカーのタッチパネルが用いられるとされています。
ASUSは2012年に630万台のタブレットを出荷する見込みです。そのうちGoogle Nexus7が450万台を占めています。2013年には1200万台のタブレット、2400万台のノートPCを出荷する見込みです。2013年におけるASUSのモバイルデバイスの総出荷台数は3600万台を目標としており、世界第2位のベンダーになるといわれています。
Samsungは、Galaxy Note7と噂される7インチタブレットを計画しているという情報もあります。そのスペックはNexus7に近く、価格もNexus7に対抗できるように設定されると予想されています。
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