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Surface RT、Windows RTのサポート期間は少なくとも4年間

Windows RTを搭載したSurface RTタブレットのサポート期間は2017年4月11日まであり、2012年10月の発売から4年と半年間あるようです。
マイクロソフト プロダクトサポートライフサイクル
マイクロソフト プロダクトサポートライフサイクル
マイクロソフト プロダクトサポートライフサイクルで“Windows RT”を検索すると、「Surface with Windows RT」は2017年4月11日までメインストリーム サポート期間が表示されます。
ZDNetの解説などを読むと、Windows OSは通常5年のサポート期間がありますが、「Surface with Windows RT」はハードウェアとOSが対になった製品であり、OSだけの場合とは異なるようです。「Surface with Windows RT」はコンシューマ向け製品のためサポート延長期間はないと考えられます。また、Microsoft Consumer Hardware Support Lifecycle Policy FAQにおいて更に詳細なサポート内容を確認できます。
「Surface with Windows RT」のライバル製品をみると、初代iPadのサポート期間は2年半でした。ここでいうサポート期間は最新OSのアップデート対象外になるまでの期間です。iPhone3GSは2009年に発売され3年半が経過しましたが最新のiOS6をサポートしています。Surface RTもこのiPhone3GSと同程度以上のサポート期間があることになります。
Androidをみると、最新OSの提供期間はiOSよりも短くなります。GoogleのレファレンスモデルNexusSは2010年12月に発売されましたが、2012年11月にリリースされた最新のAndroid4.2はサポートされませんでした。
Appleの場合もGoogleの場合も、対象デバイスがいつまでサポートするかを明確に示してはいません。たとえば、iPhone3GSがiOS7をサポートするかどうかは不明であり、Nexus7がAndroid5.0をサポートするかも同様です(おそらくサポートされると推測はできますが)。
マイクロソフトの場合、そのサポート期間を明確化している点がAppleやGoogleと比べて大きな違いといえます。ただし、今回のサポート期間が該当するのはMicrosoftのSurface RTタブレットであり、他社のWindows RTタブレットについては未知数です。Microsoftはサポート期間を通じてセキュリティアップデートを含むソフトウェアアップデートを提供すると書いています。たとえば、Windows RTに含まれる「Office Home and Student 2013 RT」は「Surface with Windows RT」と同じライフサイクル期間になると説明されています。