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Samsung、モバイル向け8コアARMチップを2013年2月に発表か:EETimes

Samsungが8コアのARMプロセッサを2013年2月に開かれるISSC2013にて発表するとEETimesが伝えています。ISSC(International Solid-State Circuits Conference)は2013年2月17日〜21日にサンフランシスコで開催されます。
fudzillaAndroid Policeを参照すると、1つのプロセッサで8コアを実現するのではなく、デュアルクアッドコア、つまり、2つのクアッドコアCPUで構成されるようです。
Samsungが開発している新型プロセッサはbig.LITTLEというARMのテクノロジを用いるとされています。ARMはbig.LITTLEを次のように解説しています。

big.LITTLE処理は、より長いバッテリ寿命のために高いパフォーマンスと非常に優れた電力効率を提供するSoC(System on Chip)を作成する方法という、今日の業界全体の課題に対応しています。big.LITTLEでは、ARM Cortex-A15 MPCore™プロセッサのパフォーマンスがCortex-A7プロセッサのエネルギー効率と結び付けられており、同じアプリケーション ソフトウェアによってこれらのプロセッサ間をシームレスに切り替えることができます。各タスクにとって最適なプロセッサを選択することによって、big.LITTLEはバッテリー寿命を最大70%も長くすることができます。

EETimesによれば、28nmプロセスで製造される2つのクアッドコアのうち、ARM A7チップは1.2GHzで駆動し通常の処理に用いられます。ARM 15チップは1.8GHzのクロックと2MBのL2キャッシュを搭載し、ゲームのような不可の高い処理に用いられます。
この8コアCPUが次期GALAXY S4に搭載される可能性はありますが、プロセッサの発表から大量生産までにはしばらく時間がかかるかもしれないとAndroid Policeは指摘しています。