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iPadminiとNexus7の液晶画面サイズ・表示範囲・情報量比較:Googleマップ、Google Playブックス、Kindleストア、ブラウザ表示など

iPad miniとNexus7との液晶画面サイズ、表示される範囲、表示される情報量などを比較してみました。
比較を行ったのは、ブラウザ(safariとChrome)、Google PlayブックスとKindleストアの2つの電子書籍アプリ、Google Mapsです。
iPad miniとNexus7
iPad miniとNexus7
比較する上で、iPad miniとNexus7との実際の液晶パネルのサイズを測定し、それをもとに、表示される大きさと比率を合わせています。

  • iPad mini:対角7.9インチ、約159.5mm×119.5mm、アスペクト比4:3、1024×768ピクセル
    • 本体サイズ:200×134.7×7.2mm、308g(Wi-Fi)、312g(Wi-Fi + Cellularモデル)
  • Nexus7:対角7インチ、約150.5mm×94.5mm、アスペクト比16:10、1280×800ピクセル
    • 本体サイズ:198.5×120×10.45mm、340g

以下に示すiPad miniとNexus7のスクリーンショットは、両者とも上記画面サイズと同じ比率のまま縮小しています。そのため、お互いの画面同士の大きさの違い、表示される情報量の違い、の両方を一度に比較できると思います。なお、液晶ディスプレイの大きさは定規で測っているので若干誤差があるかと思いますが、ここで表示させる程度に縮小させ見比べる分には十分だと思います。
iPad miniとNexus7の本体の横幅は14.7mm異なります。両者の液晶サイズの大きさの違いが、この本体サイズ以上に現れていることが確認できるかと思います。
ブラウザ(safari/Chrome)の表示:apple.com
iPad mini 01 Apple.comNexus7 01 Apple.com
左側がiPad mini、右側がNexus7です。どちらも標準ブラウザ(iPad miniはsafari、Nexus7はChrome)を使って表示させています。わずか対角0.9インチとはいえ、iPad miniの方が大きく表示されているのがわかります。一方、情報量に関しては、Nexus7の方はサイトのコピーライトまで表示されていますが、iPad miniはそれよりもずっと上までしか表示されていません。
ブラウザ(safari/Chrome)の表示:こぼねみ
iPad mini 02 kobonemiNexus7 02 kobonemi
このブログの表示についても上記と同じ傾向です。左側のiPad miniの方が大きく見やすいですが、Nexus7の方が多くを表示できます。
Google Playブックス
iPad mini 03 GooglePlay 01Nexus7 03 GooglePlay 01
iPad miniとNexus7とにGoogle Playブックスアプリをインストールし、夏目漱石の『こころ』を表示させてみます。
iPad mini 03 GooglePlay 02
表紙の大きさから異なっています。
iPad mini 03 GooglePlay 03Nexus7 03 GooglePlay 03
Google Playブックス『こころ』の文章はスキャン画像です。そのため文字の大きさを変更することはできません。Nexus7では2本指で部分を拡大できますが、iPad miniではできないようです。また、Nexus7ではページめくりの3D表示(紙の書籍のようにページをめくる様子が立体的に表示)も可能です(これらはデバイスの違いというよりアプリの違いだと思います)。上の縮小した写真を見比べるとiPad miniの方はどうにか文字が読めると思いますが、Nexus7の方はそれよりも文字の表示が小さいため読めません。しかし、情報量は同一です。Nexus7では天地に余分な余白が大きくなっています。今回のような画像データの電子書籍の場合は、書籍の縦横比に近いiPad miniの方がより書籍に近い表示で読めると思われます。
Kindleアプリ
iPad mini 04 Kindle 01Nexus7 04 Kindle 01
続いて、KindleアプリをiPad miniとNexus7の両方にインストールし、先ほどのGooglePlayブックストアと同じ『こころ』を表示させてみます。
iPad mini 04 Kindle 02-MNexus7 04 Kindle 02
Kindle版『こころ』はGooglePlayブックストアと同じように青空文庫のデータをもとにしています。しかし、Kindle版は画像データではなくテキストデータになっています。そのため、iPad miniとNexus7n両方とも文字の大きさや行間などの変更が可能です。
両者で使用できる文字の大きさを見ると、iPad miniの方が小さいフォントが用意されています。上の写真は、Nexus7の文字サイズを最小に設定し、iPad miniの文字サイズをそれに合わせて表示させています。iPad miniの方がNexus7よりも文字が大きく、1ページ内の文字数も多いことが確認できます。ここでも、GooglePlayブックストアの時と同様に、Nexus7では天地のスペースのおかげで損をしているようにも見えます。
iPad mini 04 Kindle 02
iPad miniで一番小さな文字サイズにした場合の表示。1ページに表示できる文字数がずっと多くなります。
最後にGoogleマップの表示を比べてみます。iPad miniはiOS6のためGoogleマップアプリは用意されていません。ここではWEB版Googleマップを使っています。
Googleマップ
iPad mini 05 GoogleMaps 01Nexus7 05 GoogleMaps 02
上の写真では、地図を拡大していき最初に各建物の詳細表示が現れるところで止めています。地図で表示させているのは渋谷駅周辺です。Nexus7の方がiPad miniよりも若干拡大表示させているようにも見えますが、これ以上小さくすると建物のラインアートが見えなくなってしまいます。この状態ではiPad miniの方が表示範囲が広いです。また、Nexus7では天地の帯が表示領域を狭くしています(設定で見えなくすることもできるかもしれませんが、デフォルトで比較しています)。
一方、駅構内やデパートなど商業施設の店内表示などNexus7にしかない情報もあります。
iPad mini 05 GoogleMaps 02Nexus7 05 GoogleMaps 01
左側がiPad mini、右側がNexus7です。Nexus7ではデパートの店内が階層ごとに確認できます。こうした機能はWEB版GoogleマップやiPad miniの標準地図アプリには搭載されていません。
追記:iPad miniとNexus7の解像度が誤っていたため訂正
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