次世代あるいはその先のiPhoneはiPad miniにもiPadにも変化する、という夢のコンセプトを視覚化した動画をCNETが紹介しています。
ビデオの最初の方は、すぐにでも実現されそうなテクノロジーのようにも見えます。ワイヤレス充電、画面に指を押し付けて指紋認証によるロック画面の解除、Siriの機能拡張（あなたの荷物の出荷状況など、他のコンピュータシステムの情報などもSiriで扱えるようになる）など、です。
iPhone 5 New Concept Features：CNET
続いて、その技術は大きく飛躍します。Rubberband Electronics”と呼ばれる、まったく新しいテクノロジーにより、iPhoneの画面をピンチアウトすると、iPhoneの本体自体が拡大されiPad miniのサイズに変化します。さらに指を2本指で画面を拡大させれば9.7インチのiPadにまで本体が拡大します。反対にピンチインすれば、iPadは一気にiPhoneサイズまで戻ります。
画面を拡大するように本体も自在に拡大縮小させる、到底実現不可能な技術にも思えますが、液体金属（liquid metals）と多孔性高分子（porous polymers）により2倍のサイズに伸長する電子回路の製作に成功したという研究も発表されているといいます。
それほど遠くない将来、AppleはiPhoneもiPad miniもiPadも1台に統合してしまう、究極のiOSデバイスを発表するかもしれません。何とも夢のある話です。
以下、動画です。
すぐ近くの未来に目を向ければ、iPhone史上最大の進化ともいわれる、iPhone5の発表が9月12日（水）に行われます。日本時間は13日（木）です。
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未来のiPhoneはiPadにもなる、驚きのコンセプトビデオ：CNETより
