iPad miniのディスプレイはAU OptronicsとLG Displayが生産を行いサイズは7.85インチとなる、iPad mini自体は10月発売となる、とBloombergが伝えています。
計画をよく知る4人の情報筋によれば、iPadのスモールサイズモデル（iPad mini）は10月にリリースされるといいます。そのディスプレイはAUOおよびLG Displayが供給します。TPKおよびYeh Cheng Technology（Foxconnの子会社）はラミネーションコーティングを供給するとみられています。そのサイズは、これまでにあった噂通り、7.85インチであるといいます。
LG DisplayはiPhone5のディスプレイも供給しています。iPhone5用ディスプレイは生産が大変困難であるというニュースが数多く出ています。一方、iPad Miniのパネル生産情報はこれまで決して多くありませんでした。また、生産が難しいという噂も出ていなかったと思われます。そうした点からも、iPad miniのパネルはそれほど高性能ではなく、従来技術で生産できるものと予測できます。iPad miniのディスプレイ解像度は正確な情報がまだありませんがおそらくiPad2と同じ1024×768ピクセルといわれています。
別の視点から、iPad miniがiPad2のシリーズに含まれるというヒントをInstapaperの開発者、Marco Arment氏がMarco.orgで紹介しています。それによれば、Instapaperのログの中に”iPad2,5”および”iPad2,6”というこれまでに見られなかったIDがあったといいます。これがiPad mini Wi-FiモデルとGSMモデルではないかと予測されています。iPadのIDは次のようになっています。
- iPad2（2011年）
- iPad2,1：Wi-Fiモデル
- iPad2,2：GSMモデル
- iPad2,3：CDMAモデル
- iPad2（2012年）：iPad3と同時にリリースされたモデル。シュリンクされたプロセッサなどを採用したマイナーバージョンアップ版
- iPad2,4：
- iPad3（2012年）
- iPad3,x
もしかすると、iPad2（2012年）のGSM版やCDMA版が”iPad2,5”および”iPad2,6”であるという可能性もあります。しかし、3月にリリースされものがこの時期になって初めてIDとして出てくるのは稀であるとも指摘しています。
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