Amazonの新型Kindle Fire（Kindle Fire2）とされるタブレットの写真を入手したとThe Vergeが伝えています。
それによれば、Amazonは7インチモデルと10インチモデルの2種類のKindle Fireを用意しているといいます。The Vergeは情報源より2つのイメージを入手したがその内1枚は公開しないように頼まれたとされ、1枚だけ公開しています。
Kindle Fire2（第2世代）とされる写真：The Verge
更新：1枚目の写真公開後、新たに紹介された写真：The Verge
この写真の新型Kindle Fireは、7インチモデルなのか10インチモデルなのか、どちらのサイズなのか正確にはわかりませんが、ソフトウェアキーボードの大きさから、7インチモデルだとThe Vergeは予測しています。また、背面の写真はなく、リアカメラを搭載するかどうかは不明だが、Kindle Fire新モデルが第1世代の低価格路線を変更しない限り、カメラを搭載しないだろうとも予測しています。追記：後述の通りカメラ搭載の可能性も。
The Vergeは、その後、記事をアップデートし、この写真は製品版ではなくプロトタイプの可能性もあるとしています。情報提供者によれば、製品版の新しいKindle Fireは写真のものよりも広いベゼルを持つといいます。また、Motorola Xoomの旧モデルのように側面が傾斜しており、持ちやすくなっているとも指摘しています。
現行Kindle Fireは、Amazon自身が製品完売をアナウンスしています（Press Releases）。Kindle Fire現行モデルの米国タブレット市場のシェアは現在22％であるとされています。また、アマゾンは内容を明らかにしていないプレスイベントを9月6日に行うとも事前告知しています。多くのメディアがKindle Fireの新モデルが発表されると推測しています。
アマゾンは日本でもKindleを販売することをすでにamazon.co.jp上で告知しています。ただし、どのモデルが販売されるのかは明らかにされていません。Kindle Fire第2世代の発表が近づく中、日本でも発売される可能性もあります。また、専用端末の発売以外に、日本国内で電子書籍販売事業を開始するとも伝えられています。参入時期は8月〜9月ともいわれており、これらが一気に（あるいは連続して）発表されるかもしれません。
追記：新しい写真と記事をThe Vergeが公開しています。上にある2枚目の写真がより新しいものです。写真のタブレットは、2人の人物がビデオチャットをしているように見えます。これは新型KindleFireにフロントカメラを搭載していることを示している可能性があります。タブレットの長辺には何らかのくぼみのようなものが見えます。これがカメラなのかもしれません。
追記：Kindle Fireの新バージョンではGoogle Mapを採用しないと Reutersが伝えています。マップはノキアのものが搭載される見通しとのこと。また、位置情報サービスも搭載の見込み。6月にはAppleがiOS6よりGoogle Mapsから自社製地図サービスを使うと発表しました。Google Maps離れがじわりじわりと広まっています。
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