SONY「PHA-1」は、iPhoneやiPodとデジタル接続可能な同社初のポータブルヘッドホンアンプ（PHPA）。2012年10月10日（水）発売。価格は49,350円。
「PHA-1」はデジタル入力およびアナログ入力の両方に対応します。iPhoneやウォークマンと一緒に持ち歩いて利用したり、パソコンに接続して高品質なヘッドフォンアンプとしても利用できます。
iOSデバイスとは付属のDockコネクタ-USBケーブルにより「PHA-1」とデジタル接続します。DAC（Wolfson WM8740IC）によりアナログに変換されます。DACは据え置き型ハイエンドモデルでも採用されているパーツが使われています。iOSデバイスでは16bit/48kHzまで対応します。PCと「PHA-1」を接続するUSBオーディオでは24bit/96kHzまで対応します。
ウォークマンとは付属のWM-PORT-ステレオミニケーブルを使い、アナログ接続可能です。その他、ステレオミニケーブル接続により、イヤフォン出力を備えたポータブルプレーヤーやAndroidスマートフォンなどでも利用できます。
SONY PHA-1：ソニー 製品情報、ソニーストア 製品情報
内部のオーディオパーツや外部パーツともにかなりのこだわりを感じさせます。
- 高品位なオーディオ専用部品を採用
- DAC：Wolfson Microelectronics WM8740IC
- オペアンプIC：Texas Instrument LME49860
- ヘッドホンアンプIC：Texas Instrument TPA6120
- その他、35μm厚膜銅箔プリント基板、フィルムコンデンサなど
- ノイズ発生を抑える設計：アナログ・デジタル回路の分離レイアウト
- 本体外部
- 外部ノイズを低減させるアルミ製ケース
- ボリュームスイッチやプラグ部分を保護する亜鉛製ダイキャストダンパー
- 2段階のゲイン切り替えスイッチ搭載
- iPhoneやウォークマンを固定できる専用シリコンベルト同梱
ポータブルヘッドフォンアンプは、接続したプレーヤーと1つにまとめておくと、取り扱いしやすいだけでなくプラグ部分にかかる物理的負荷でアンプやプレーヤーを壊してしまうことなども防いでくれます。「PHA-1」は最初からシリコンベルトが付属しており、スイッチやプラグ箇所もガードされているなど、ポータブル機器と一緒に使うことが想定されています。
SONY PHA-1の仕様
- 本体サイズ：67×26×130mm
- 本体重量：約220g
- 音声出力：ステレオミニ
- 音声入力：USB（iOSデバイス用）、マイクロUSB、ステレオミニ
- デコーダ機能：USBオーディオ/デジタルオーディオ
- 周波数特性：10Hz〜100kHz
- 対応インピーダンス：8Ω〜300Ω
- 最大出力：175mW＋175mW（8Ω）、26mW＋26mW（300Ω）
- 電源：3.7Vリチウムイオン、USBバスパワー
- バッテリー駆動時間：約5時間（iOSデバイス）、約10時間（アナログ接続）
- バッテリー充電時間：約4.5時間
- 対応iOSデバイス：iPhone4S/4/3GS/3G、iPod touch第2世代以降、iPod nano第3世代以降、iPod classic、iPad3/iPad2/iPad1st
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