iPhone 5とされる金属製のエンジニアリングサンプルの写真をGottaBeMobileが公開しています。
この金属製ボディはAppleのサプライチェーンの内部関係者により入手したとされ、iPhone 4S/4と比べてわずかに背が高く、薄型化され、横幅は同じであるといいます。
iPhone5のものとされる金属製のエンジニアリングサンプル：GottaBeMobile
入手したパーツは、背面、側面、前面のボディ全体です。背面のメインカメラは現行iPhone4S/4と同様に左上に配置されています。カメラホールの大きさはiPhone4Sと同じようです。カメラとフラッシュの間にマイクもあり、このマイクはビデオ撮影時や通話品質を改善するノイズリダクションに使われます。
背面は以前流出したモックアップのように上部および下部に切り返しのあるデザインです。上部・下部はガラスやプラスチック、あるいは別の素材が用いられ、真ん中部分は金属となる、Liquidmetal（リキッドメタル）の可能性もある、とGottaBeMobileは書いています。また、この上下部分は新しいアンテナ設計のために利用されるかもしれません。
このエンジニアリングサンプルの高さは120mm。iPhone4S/4は115.2mmです。横幅はiPhone4Sと同じ58.6mmです。AppleがiPhone5にアスペクト比を変更して大型化した液晶ディスプレイを採用するという予測が多い中、このサンプルもその予測を後押しするようなボディサイズとなっています。
iPhone5は、このモックアップを見る限り、iPhone4Sよりも薄くなっているようです。現行モデルよりも薄型化し、バッテリー駆動時間を同等以上にするには、個々のパーツの消費電力を下げる必要があります。iPhone5が採用するとみられているQualcomm製の4G LTEチップは以前よりも効率的だといいます。液晶パネルには従来よりも薄型化されたインセルタッチパネルを用いることで、バッテリーを収めるスペースを確保するともいわれています。また、小型化されるといわれるDockコネクターも省スペース化に大いに貢献すると思われます。
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