Siriは「iPhone4S」だけの機能ではなく「iPad」でも利用できるようになる、という情報を得たと9to5Macが伝えています。
現在、Siriの機能の1つ、音声入力機能を利用できるのは「新しいiPad」（iPad3）と「iPhone4S」だけであり、さらに音声認識機能を利用できるのは「iPhone4S」だけです。信頼できる関係者によれば、「iPad」でもSiriのフル機能が利用できるようになるといいます。
iPadの大画面でのSiri表示のイメージ映像：9to5Macより
「iPad」でのSiriは、「iPhone4S」とは異なり、フルスクリーン表示ではないようです。iPadでのSiri起動はホームボタンより行い、Siriは画面下から上に向かって現れます。Siriとの会話ウィンドウは画面の一部分だけを使います。一方、「iPhone 4S」ではSiriの起動時は画面下部のみですが、そのあとの会話は画面全体を使って行います。この表示の違いはiPadの方が画面サイズが大きいためであり、iPadでは全画面を使わずに済むようです。
「iPhone4S」では画面全体でSiriを使います。
9to5Macによれば、Appleは「iPad3」と「iPad2」でSiriのテスを行っていたようです。9to5Macは、確かな情報はないが、Siriの音声認識機能を利用できるのは「iPad3」だけではないかと予測しています。「iPhone 4」でSiriを利用できないように、旧モデルである「iPad 2」でもSiri搭載は見送られると思われます。
iOS6でiPad3にもSiri音声認識機能搭載か：9to5Macより新情報
