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iPhone5はデュアルコアA5系、1GB RAM搭載か:9to5Macより

次期「iPhone5」(N41AP/iPhone5,1)には改良されたA5プロセッサ、新しいGPU、1GBのメモリーを搭載する、と9to5Macが伝えています。
iOS6 Betaバージョンから得られた情報として、プロセッサにはARM「S5L8950X」搭載されるといいます。頭文字の「S」はSamsung製であることを示します。「iPhone4S」には「S5L8940X」、「新しいiPad」(iPad3)には「S5L8945X」でした。型番の下3桁が50ずつ繰り上がっていることが分かります。ただし、「S5L8950X」がどのようにバージョンアップしたのかはまだわからないようです。今年になって「iPad2」に採用された32nmプロセスで消費電力の下げられたデュアルコアプロセッサに類似したものだろうと9to5Macは予測しています。
このプロセッサはApple内部では「A5-xxx」と呼ばれているようです。「xxx」は情報源の身元を保護するため伏せられています。これは最終的な名称ではないだろうが、A5系CPUであることはほぼ間違いないだろうと9to5Macは書いています。つまり、一部で噂されていたA6コアではないと予測されています。
GPUチップについては、「SGX543RC*」(*は伏せられています)と呼ばれるSoCが使われています。このGPUがどのような特徴を持つのか、スペックはまだ明らかではありません。メモリーについては、「iPhone4S」や「新しいiPad」と同様に1GB RAMとなるようです。iOSデバイスで最高解像度のRetinaディスプレイを持つ「新しいiPad」でも1GB RAMで十分であるため、これ以上にはならないと思われます。
その他、「新しいiPad」4G/LTEで採用されたQualcomm Baseband chipsが使われているようです。しかし、「iPhone5」では、ChinaMobileの採用する「TD-LTE」をサポートするような、より最新のGobi chipsを採用するのではないかと9to5Macは予想しています。
プロセッサについて、9to5Macは「新しいiPad」(iPad3)のリリース前にも当時最新のベータバージョンiOSを調査してしました(下記関連記事)。そこでは、上述の「S5L8950X」が「S5L8945X」とともに初めて姿を現していました。そして、プロセッサ番号の命名規則から「S5L8950X」はA6コアではないかと予測していました。

  • S5L8930X:A4:iPhone4、iPad1st
  • S5L8940X:A5:iPhone4S、iPad2
  • S5L8945X:A5X:iPad3
  • S5L8950X:A6?