Appleは次期「iPhone5」の複数のテストモデル（プロトタイプ）を使ってテストを行っており、その内の1台は新しい解像度を持つディスプレイを備えていると9to5Macが伝えています。
そのテストモデルは「iPhone4S」まで続いた3.5インチ、3：2のアスペクト比を変更したといいます。複数のテスト機は明らかにされていない従業員に渡され、外観に分厚いケースを付けられロックされています。それにより外見上ではそれが新しいiPhoneであることは気付かれません。
9to5Macは従来よりも大きなディスプレイを備えた「iPhone 5」の2つのテストモデル、「iPhone5.1」および「iPhone5.2」を知っているとのこと。それら2台のテスト機はPreEVT段階にあり、N41AP（5,1）およびN42AP（5,2）というコードネームとされています。
iPhone5の液晶パネルを縦方向に拡大した場合の表示例：Overdriveより
この2つの「iPhone5」テストモデルは両方とも3.95インチ、1136×640ピクセルの液晶ディスプレイを備えています。液晶パネルの横幅は「iPhone4S/4」（3.5型960×640）と同じ1.94インチですが、縦方向は3.45インチになり、176ピクセル増加します。新しい液晶パネルは16：9のアスペクト比に非常に近いのも特徴です。
また、この2つの「iPhone 5」プロトタイプはどちらもホームボタン、小型化されたDockコネクタを確かに備えているともいいます。
iPhone5テストモデルは3.95型1136×640ピクセル：9to5Macより
