Epson「DS-30」はスマホ2台分となるクラス最軽量325g、エプソン初のモバイルスキャナー。2012年6月15日（金）発売。予想実売価格は15,000円前後。
「DS-30」の形状は細長いスティックタイプ。スキャンしたい用紙（A4サイズまで）、名刺、レシート、雑誌の切り抜きなどを手軽に読み込むことができます。クレジットカードなど厚みのある原稿にも対応します（厚さ1.2mmまで）。別売りのキャリアシート「DSCST1」を使うことで薄くて読み込みにくい原稿のスキャンにも対応します。スキャナ本体はACアダプター不要のUSBバスパワー給電のため、PCと「DS-30」との接続はUSBケーブル1本で済みます。付属のUSBケーブルの長さは約1.6m。
DS-30：エプソン 製品情報、ニュースリリース
「DS-30」の付属ソフト「Document Capture Pro」（Windows）を利用することで、スキャンしたデータの整理やクラウドサービスとの連携も便利に行えます。スキャンしたデータをメールに添付して送信、プリンタで印刷、EvernoteやGoogleドキュメントへのアップロード、FTP転送などもボタン1つで行えます。また、スキャンしたデータを文字化するOCRソフト「読んde!!ココパーソナルVer.4」（Windows/Mac）、名刺管理ソフト「Presto! BizCard 5 SE」（Windows）が付属します。その他、キャリングポーチ、クリーニングシート、キャリブレーションシートが同梱されます。
エプソン「DS-30」の直接的なライバルは、富士通 ScanSnap「S1100」（FI-S1100）です。「FI-S1100」もスティック状のモバイルドキュメントスキャナであり、できることもほぼ同じです。以下、簡単に性能を比べてみました。「DS-30」の方が軽量ですが、「S1100」の方が原稿読み取り速度が高速です。
Epson DS-30／富士通 ScanSnap S1100性能一覧表
エプソン DS-30が新発売：FI-S1100のライバル、モバイルドキュメントスキャナー
