WWDC2012で発表されるといわれるiOS6では、iPadでもSiriが利用できるようになるかもしれません。TechCrunchの記事では、iOS6でAppleがGoogle Mapsから自社の地図機能を持つアプリを採用することを中心に、iPadでもSiriが利用可能となるという情報を得たことについて触れています。実際のところ、iPadでもiOS5からSiriの機能を利用して音声入力機能を使うことができるようになっており、iPadでSiriが使えるようにならなかったのは何か理由があったのだと思われます。TechCrunchではUIの問題だろうと書いています。
iOS向けGoogle Chromeについては、CNET Japanが調査会社Macquarie Groupの予測を紹介しています。その理由の中でも特に説得力のあるものとして、Googleのコスト削減の意図を挙げています。ユーザーがiOSでSafariを使いGoogleのサービスを利用すると、GoogleはAppleに利用料金を支払う仕組みとなっており、そのコストを下げるためにもChromeブラウザをiOS向けに投入するというものです。アナリストの予測ではiOS用Chromeは2012年第2四半期末までにリリースされるようです。
GoogleはWindows、Mac、Linux用Chromeをバージョンアップし、Androidを含め複数の端末の間でタブを同期できる機能を追加しました（Google Chrome Blog）。iOS向けChromeが登場することになれば、こうした機能をiPhoneやiPod touch、iPadなどでも利用できるようになるかもしれません。
iOS6でiPadでもSiriが使える？ iOS向けGoogle Chromeリリース？
