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Kaby Lake第7世代から30%性能向上のCoffee Lake第8世代Core、MacBookやiMacなどの搭載は?

Intelは、COMPUTEX TAIPEI 2017にて、「Coffee Lake」こと第8世代Coreプロセッサについて公式に発表しました。

第8世代Coreプロセッサは、現在最新の「Kaby Lake」第7世代Coreと比べて30%の性能向上することが明らかになりました。
3割なんて大したことないとも思いましたが、PC Watchのイベントレポートによれば、「第7世代が第6世代から性能を15%引き上げたのに対し、第8世代は第7世代から30%性能を引き上げる」とのこと。



Intelはその中で、ベンチマークツールSYSmarkを使い、第7世代Core i7-7500U(デュアルコア・2.7GHz)と第8世代Core(クアッドコア・クロック不明)とを比較したことをMac Rumorsが紹介しています。そして、どちらも15Wチップであり、将来の13インチMacBook Proに搭載されるであろうと指摘しています。



Intelは第8世代Coreプロセッサのラインナップを今年後半にコンピュータメーカーに提供する見込み。今年の年末には各社から第8世代Core搭載製品が発売されるでしょう。

Appleは、まもなく開催されるWWDCで新しいMacBookシリーズを発表するといわれています。おそらくは第7世代Coreを搭載することになるでしょう。それでは、来るべき第8世代Coreプロセッサ搭載の新型Macはいつになるのかといえば、Mac Rumorsは2017年後半から2018年前半と予測しています。

KGIのMing-Chi Kuo氏は32GB RAM搭載の15インチMacBookを計画していると今年初めに言及しました。この新製品が第3四半期に大量生産されるとしましたが、第8世代Coreを搭載するかどうかはまだ不確かです。


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Intelはまた、「Basin Fall」というコードネームで知られたCore Xシリーズ・プロセッサを発表しました。
Core i7の上にCore i9が新たに加わり、最上位となるCore i9-7980XEは18コア/36スレッドとなります。



PC Watchが詳しくレポートしていますが、Intelは、ゲーミングPCやプロフェッショナルのためのデスクトップPCなどハイエンド製品向けと新シリーズプロセッサを位置付けています。

Appleは今年後半に新型iMacをリリースすると明言しています。Appleさえ望めば、このCore Xシリーズ・プロセッサは新モデルに最適だとMac Rumorsは指摘しています。
現在のMacシリーズには、Haswell、Broadwell、Skylake、さらにはIvy Bridgeといった古い世代のプロセッサが混在しています。AppleはIntelの新プロセッサ投入のタイミングに合わせて必ずしも新モデルを発売していないのが現状です。
Coffee LakeはKaby Lakeと同じ14nmプロセスです。続くCannonlakeプロセッサは10nmプロセスとなります。