「iPhone X」は11月3日(金)に発売されます。事前予約は10月27日(金)に始まります。
発売までまだ時間がありますが、KGIのアナリストMing-Chi Kuo氏は、その最新レポートで、来年まで顧客の需要に供給が追い付かないことを予測しています。
Kuo氏は、iPhoneXの出荷は2017年内に4000万台、2018年には8000~9000万台と予測し、2018年前半まで市場の需要に応じられないと考えています。当初は2017年第3四半期に200~400万台、2017年内に4500~5000万台と予測していましたが、Appleが発売日を例年よりも遅らせたことでその出荷予測を下方修正しています。
Kuo氏はまたiPhone Xの予約が1か月以上先になる理由として、供給制約に加えて、iPhone8シリーズの売り上げを奪わないように配慮したのではないかと指摘しています。iPhone8は9月22日(金)に発売されます。
iPhone X/8の発表前にKuo氏はiPhone Xが日産1万台ほどしかないと報告していました。しかし、現在はもっと生産台数が増えているかもしれません。
Kuo氏は、iPhoneXのゴールドモデルが生産問題に直面し、発売時にごく少数が販売されるか、発売に間に合わないと予測していました。しかしながら、Appleはシルバーとスペースグレイの2カラーだけを発表しました。
今回のレポートでも、Kuo氏はまたもゴールドモデルについて言及しています。
Source:Mac Rumors,9to5Mac